船橋FACEの市民文化創造館(きららホール)で行われた「小さな親切」運動船橋支部の表彰式に出席。「できる親切はみんなでしよう、それが社会の習慣となるように。」 をスローガンとした、公益社団法人「小さな親切」運動船橋支部が実施している「小さな親切」運動実行章の贈呈式と運動作文コンクールの表彰式。当日、議長の代理として出席させて頂き、議長賞の代読および表彰をさせて頂きました。

作文は船橋市内の小中学生さんが”親切”をテーマに書かれた作品で、私も作文を拝読させて頂きました。私が印象に残った作品内容では、”見える親切”と”見えない親切”について書かれており、御手洗でのスリッパの揃えについて次に使う人のことを考えてスリッパを元に戻すことは、相手のことを考えた親切ですが、感謝が気づかれにくいことから”見えない親切”。なかなか行動に移せないこの”見えない親切”を意識して行動する気持ちが一番大切との内容でした。

私も本作品を拝読させて頂き、改めて親切について考えさせられました。私の好きな言葉で「忘己利他」という最澄の言葉があります。”己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり。”自分の都合や損得勘定を離れて、相手のことだけを見て対処していくこと。一般的には当たり前のように捉えられていますが、実は難しいと思うんです。普段、先に自分のことを考えてしまったりと多々ありますが、そこを常に相手のことだけを意識した行動ができているか、簡単そうで難しいですがとても大事なこと。今回の表彰式で新たに再認識させられた貴重な表彰式に出席をさせて頂きました。


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