・放課後子供教室活動支援の「学ぶきっかけの提供」
会派の行政視察で千葉市立高州第4小学校に行って参りました。視察内容は、放課後子供教室活動支援の「学ぶきっかけの提供」について、教育委員会が保護者の方などの地域のボランティアさんにお願いをして行なっている、学習支援やキャリア教育といったプログラムの提供内容などの説明を聞きながら、今日の活動プログラムの「椅子作り」の様子を見てきました。

・「学ぶきっかけの提供」のモデル校は10校
放課後子供教室について、本市の市立小学校は全54校ですが、平成26年度よりモデル校5校で試行実施し、平成28年度で54校の市立小学校全校での実施を目指しており、放課後や夏休みなどに子供たちの自主的な活動を目的として、小学校の教室などを活用した放課後子供教室を開設しています。

千葉市では市立小学校は全112校あり、10年前に放課後子供教室を実施。今回の「学ぶきっかけの提供」はモデル校として10校が採用され、それぞれの学校に総合コーディネーターを配置し、民間企業や大学、NPO法人などの協力を得ながら、学ぶきっかけとなる多種多様なプログラムをモデル校に提供しています。

・子どもたちが一から作る椅子作り
今回視察したプログラムは椅子作りで、NPO法人の代表者の建築士さんの手順説明による、子どもたちがノコギリやトンカチを実際に使用して一から作るものでした。子どもたちは小学校1年生〜6年生まで約22名の方が参加、3班にグループを分け、各班には補助員の方が2名付き添いながら、建築士さんが設計図を元に手順説明に合わせて、使い慣れないノコギリやトンカチを実際に使っている子どもたちの表情は真剣そのもの。みんなで1つの物を作り上げるその素晴らしさを感じてきました。

▼黒板には今日のプログラム
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▼建築士さんが作成をした立派な設計図
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▼なれない手つきでノコギリを引く子どもたち。
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▼建築士さんに教わりながら一生懸命にノコギリを引く。
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椅子作りの工作で、どうやって椅子が出来る上がるのかといった作業工程や作業時間など、あれこれと悩み自分で工夫したり努力したりすることは、かけがえのないとても貴重な体験だと思います。今回の視察で学んだ点を、本市においても活かしていけるよう努力をして参ります。