平成27年の第2回定例会(議会)が始まりました。 5月29日(金)~6月29日(月)まで、32日間の会期が行われ、初めての一般質問も行われます。
一般質問とは議員が、市の一般事務に対してその執行の状況又は将来の方針、政策的提言や行政への批判等を執行者に直接質すことです。また、執行者の所見や施策について報告を求めたり問い質すこともあります。質問の範囲は、市の行財政全般のほか、地域で住民生活に密接している事項など多岐にわたっています。そしてもう1つ、”通告”というものがあります。一般質問には質問する議員も、受ける執行機関も共に十分な準備が必要です。そのために、他の発言と違って通告制が採用されています。議員としては、質問の構想を練り要旨を通告して質問の原稿を準備します。執行機関は、通告の内容について議長から通知を受け、万全の準備を整えて責任の持てる的確な答弁ができる体制を整えます。

*一般質問・・・議員がテーマなどに縛られることなく、自由に行政に対して質問ができる機会。
*通告・・・あらかじめ議長に対して質問する項目を明らかにすること。これを元に執行機関が答弁の準備をします。

その一般質問ですが、私の質問日は6月8日(月)で2番目に登壇します。質問開始時間は午後1時30分頃からとなる予定です。今回初めてとなる、私の一般質問のテーマとして、地元のみなさんからの負託に確実に応えて行く決意として、まずは地元のみなさんの声を形にしたいという想いから次の3項目を質問します。

(一般質問 対面式 15分)

①高根台近隣公園テニスコートのテントについて
・現況の日よけ仕様から雨よけ仕様へ

最近の天候不順によるゲリア豪雨などで一時テニスを中断することがあります。そこで、高根木戸近隣公園のテニスコートには、日よけのテントは設置されていますが、雨を凌げる施設が無いことから、一時的に利用者が持ち物を非難できるよう、現在の日よけ仕様を雨よけ仕様にできないか。

②高野橋・八木が谷橋に関して
・東日本大震災クラスの震災が発生した場合の橋の安全性について

昨今、いつおきてもおかしくないと言われている首都直下型地震のM8クラスの巨大地震について、文部科学省のプロジェクトチームの調査結果発表においても、従来の想定の震度6強よりさらに大きい震度7となる可能性があると言われています。高野台地域の避難場所は八木が谷北小学校であるが、避難場所へ向かうのに鎌ヶ谷貯水池から白井方向へ流れる二重川を越えなければならない。川を越えるには「高野橋」、「八木が谷橋」を渡る必要があるが、橋梁の安全性(耐震性は)どうか。架設年度、耐震基準を教えてください。

③二和向台駅前駐輪場の屋上について
・屋上に雨よけ用の屋根を設置できないか

二和向台駅前第1駐輪場は、1階、2階、屋上と3層構造になっていますが、各階の利用率について「自転車等の駐車対策に関する総合計画」の資料によれば、1階、2階に比べ、屋上の利用率は56.1%と低い数値となっているのが現状です。その理由は、自転車を3階の屋上まで持ち上げなければならないことに加え、何と言っても雨除け用の屋根がないことに原因があると考えます。そして、それは放置台数が増える原因の一つにもなっており、市内30駅中9番目に多い78台もの放置自転車があり、現状と課題の一つとして既設駐輪場に空きがあると先の資料にも書いてあります。まずは、利用率を100%にする必要があると思います。また、市は二和向台駅前第1駐輪場を計画的に改修していくとのことでしたが、その進捗状況はどうなっているのか。そして、二和向台駅前第1駐輪場の屋上に雨除け用の屋根を設置する考えはないか、市の方針について伺う。

以上の質問をする予定です。
今回は先ず、地元のみなさんが困っていることを本質問に取り上げます。私の政策提言、「地域の課題解決」としての第一歩です。

詳しくは船橋市議会