地元八木が谷の住民の方々より、救急車の待ち時間についてご意見がありました。その住民の方は、以前に救急車を要請した際に、ほとんどの救急車両が各地で救急対応をしているため、現場到着まで時間を要するとのことでした。軽症のため、自身でかかりつけの病院に行くと言ったところ救急隊員から到着まで待ってほしいとのこと。救急車到着後、車内で手当てを受け、その後かかりつけの病院に搬送されたとのことで、救急車の到着に時間がかかるのなら、病院側へ連絡をしてもらい、直接自身でタクシー等で行くことはできないのか、救急車の待ち時間について短縮できないのかなどのご意見がありました。

八木が谷地域は高齢者の一人暮らしの方が多く、救急車の限られた台数を超えた要請があった場合、到着時間はどうなるのかなど、住民の方々から不安の声がありましたので、本市消防局救急課に現在の救急対応の体制について確認を致しました。

(現状の体制は)
市内の救急車両は14台+非常用1台の計15台。平成26年度の調べでは、救急車の待ち時間は平均時間は9分46秒(全国平均8.5分)。平成27年度に東消防署に新しく1台を導入したことで、待ち時間は今よりも約20秒縮まるとのこと。

(救急車両の台数を超えた要請があった場合の対応は)
9台以上の出動があった場合、緊急体制として下記の対応を行っている。
・搬送先でドクターからの診断報告を待つ時間である約30分の待ち時間をカット
・救急要請が全台数を超えた場合は、資格のある救急隊員が同乗する近隣の消防車が出動

私も八木が谷地域の救急車両の台数を超えた要請があった場合の対応について懸念をしておりました。今回、救急体制の説明を受けたことで安心することができました。安全・安心な救急医療体制の整備に八木が谷地域の皆様、市民の皆様にも安心をしていただけると思います。