熊本地震 お見舞い

熊本の大地震でお亡くなりになった方々に心からお悔やみを申し上げま
す。また、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。

5年前の東日本大震災の悲惨さが記憶に深く刻まれているだけに、震度7の一報を聞き、即座に東日本大震災の記憶が脳裏に強くよぎりました。

東日本大震災時と同様に電気やガス、水道などライフラインへの影響は九州全域に拡大していると連日報道されておりますが、中でも大事とされる通信インフラの対応状況について触れたいと思います。

通信手段の確保(Wi-Fi無料開放されました)

東日本大震災では通信インフラが断絶し、大規模災害時の通信手段確保が大きな課題として指摘されました。そこで、2014年から始まった各携帯電話会社の取り組みで、大規模な災害が発生した際に携帯会社が保有する公衆無線LAN(Wi-Fi)サービス用のアクセスポイントの無料開放が、熊本県内の地震に伴い開始されました。

無料開放されるアクセスポイントのSSID(無線電波の名称)は各社共通で、”00000JAPAN”(ファイブジャパン)。無料開放となるため、公衆無線LANサービスの契約は不要で、熊本県内の公衆Wi-Fiスポットでアクセスポイント名”00000JAPAN”に接続すると、スマートフォンやタブレット、パソコンなどによるネット通信が可能となります。

今回の無料開放は、東日本大震災の際、通信網の復旧に約1カ月を要したことを教訓とした対応で、被害が落ち着くまで続けられるとのこと。安否確認や避難所の情報といった連絡手段として現在活用されております。

▼このように一番上に表示されます。
00000JAPAN02

災害時は”00000JAPAN”(ファイブゼロジャパン)

東日本大震災の時にはこのような情報インフラの整備が整っておらず、連絡手段が困難だったことは、みなさんも鮮明に覚えていると思います。しかし、一部ではtwitterやfacebookなどを連絡手段として活用していたことでSNSの利用が広まりました。当時、私も本市を中心に近隣他市などで災害時の連絡手段としてSNS活用を広く勧めてきました。

今回のネットが無料で使えるWi-Fi無料開放についても、多くの方に知って頂きたいと思います。このWi-Fi無料開放は通信や情報共有の手段として最良だと思います。災害時の際は、”00000JAPAN”(ファイブゼロジャパン)と覚えてください。
被害に遭われた方々の一日も早い復旧と、ご回復をお祈り申し上げます。

Yahooの支援募金「マッチング寄付」

 被害を受けた方への支援募金先として各金融機関が受け付けていますが、Yahooの支援募金をお勧めします。マッチング寄付というものを行っており、寄付額が10,000円とした場合、Yahooからも寄付額と同額の10,000円が寄付され、合計20,000円が被災者支援に使われるというものです。クレジットカードやTポイントでも支援募金が可能となっています。私も少しでもお役に立てて頂ければという気持ちで、こちらに支援募金をさせて頂きました。

ボランティアの自粛を呼び掛け

余震などの2次災害の危険性、ボランティア活動の受け入れが非常に困難な状況にあることから、活動の自粛を全社協HPで呼びかけています。現在、ボランティアのニーズ調査を始めているところで、今後は熊本社協HPで募るとのことです。皆様の一日も早い復旧と、ご回復をお祈り申し上げます。