11月30日、平成28年第4回定例会において一般質問を行いました。一般質問とは、議員がテーマなどに縛られることなく、自由に行政に対して質問ができる機会です。以下一般質問の内容の一部となります。全文または議会の様子は録画動画またはWEBサイトをご覧くださいませ。

・船橋市内の高齢者の事故は全体の約3割(自主返納件数は2%)
運転免許証の自主返納制度について質問を行いました。連日報道されている高齢者が関係する交通事故について、本市の状況について確認を致しました。

(質問)
社会問題化となっている高齢者が関係する交通事故の現況ついて本市の所感を伺います。

[市民生活部]
高齢者が関係する交通事故が連日のように報道されておりますことは、交通安全を所管する部署といたしまして、大変憂慮すべき事態であると思っております。つきましては、今まで以上に高齢者も含め幅広い年齢層に対する交通安全の啓発が必要と思います。

(質問)
本市における高齢者の交通事故件数と運転免許証の自主返納件数について教えてください。

[市民生活部]
平成28年の市内での交通事故発生件数は、10月末現在で1,370件となります。そのうち65歳以上の高齢者が関係する交通事故件数は、408件と全体の約30パーセントとなっております。また、平成28年の市内の免許証の自主返納件数は、10月末現在で1,418件あり、65歳以上の免許証保有者の約2パーセントが運転免許証の自主返納をしているとのことでした。

(要望)
交通事故を起こす年齢が40歳代が多いということでした。年齢に関係なく、誰もが交通事故の加害者又は被害者となる可能性があるのは当然だと言えます。
最近では毎日というほど高齢者に関係する交通事故が報道されていますが、交通事故が多いのは高齢者に限ったことではなく、若者の不注意になどによる事故などどちらも多いと思います。制度の周知徹底と自主返納を促す取り組みを進めて頂きたい事を要望致します。