2020年東京オリンピック開催に向けたアメリカ男子体操チームの事前合宿が船橋市で行われることが正式に決定しております。その合宿地となる市立船橋高校の第3新体育館が、昨年末に新しく完成しました。学校創立から58年間使用されてきた第3体育館は昨年12月に新しく完成し、今年1月より供用開始となりました。第3体育館は体操設備と音楽関連を充実させたのが特徴で、アメリカ男子体操チームの練習会場にもなっています。

第3体育館は地上2階建て地下2階の総事業費は約26億円。地上階には国際基準を満たした最新体操器具が備えられ、体操競技専用フロアとなっています。そして、事前合宿練習場としては、今年6月から本番までの間に3度使用される予定です。市船高校としても、これまで数々の全国優勝、オリンピック選手を輩出してきた伝統の体操競技部のさらなる活躍が期待されています。

そして地下には約1200人の収容ができる多目的ホールとなります。400席の可動式観覧席と防音設備が備わっており、吹奏楽の練習もできる反響音しないように工夫された設計の多目的ホールになっています。体操競技部と同じく全国に名を轟かせている吹奏楽部にもさらなる期待が高まります。

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催まであと2年5ヶ月。オリンピックを前に日本に関心を持つ外国人に、船橋市へ興味・関心を持ってもらいながら、東京だけではなく、市船オリンピックとなるような船橋市としても盛り上げていきたいと思っています。