国は、高齢者へのワクチン接種を7月末までに完了させるとしています。現在の高齢者の接種状況について国内全体で約626万人が1回目の接種を終え、このうち約56万人が2回目の接種を終えています。対象となるおよそ3600万人のうち、1回目を終えた人は約18%、2回目を終えた人は約1.5%となっています。(首相官邸が6月2日に発表したデータ)詳しくは新型コロナワクチンについてをご覧ください。
一方、船橋市における高齢者のワクチン接種状況は、5月31日時点で約2万件、対象者は約15万人であることから接種率はおよそ13%、いずれも接種完了時期が遅れる可能性があります。
船橋市は現在、接種者の病歴や持病がすぐに確認できる安心感があるとして、かかりつけ医による個別接種を行っています。しかし、定期的に通院していない、電話がつながらない、予約が取れない、病院によって接種時期が異なるなど、多くの市民から改善を求める声が上げられていました。こうしたことから、市は6月下旬にかけて集団接種会場を設ける準備を進めていると同時に、市相談窓口コールセンターの回線数を増設、さらにはWeb予約と並行して電話受付でも予約を受け付ける準備を進めています。
接種開始当初は市民が安心できるとして、かかりつけ医による個別接種を開始しましたが、運用するにあたって様々な問題点が見つかり、その問題と向き合い、解決にあたってすぐさま軌道修正を行う市の対応は評価したいと思います。そして、コロナ対策の初期では、いち早くドライブスルー形式のPCR検索を実施、さらには状況を把握しながら変異株の検査も実施しました。このように船橋市の良いところは、市民のことを常に考え、声に耳を傾け、親切丁寧に接し、慎重に判断しながらも大胆に実行するところだと思っています。
その船橋市の首長を決める市長選挙が13日(日)から始まります。私の所属する立憲民主党千葉県第4区総支部は、まつど徹 氏を推薦決定しました。現職のこれまでの市の取り組みを踏まえつつ、そして、市民の命と暮らしを守る正念場であるいまだからこそ、慎重さと判断力を持った、まつど徹 氏を全力で応援したいと思います。とはいえ、ワクチンに関して、事務手続き、接種会場、移動支援、そして経済的支援など課題は山積していることから、引き続き、改善も求めて参ります。
船橋市長選挙及び船橋市議会議員補欠選挙のお知らせ
告示日:令和3年6月13日(日曜日)
投票日:令和3年6月20日(日曜日)
※期日前投票期間:6月14日(月曜日)~6月19日(土曜日)
詳しくは船橋市長選挙及び船橋市議会議員補欠選挙のご案内をご確認ください。
※選挙期間中は朝の駅頭を自粛いたします。