先日の全国高等学校サッカー選手権大会では、初のベスト4となった関東一高(東京)が、選手から陽性反応があったとのことで、準決勝を辞退したことが報道で大きく取り上げられました。準々決勝では強豪の静岡学園から大金星を手にして初のベスト4進出、そのまま初優勝も期待されていた中での辞退は本当に残念でなりません。関東一高は甲子園でも常連校ですが、野球部の寮とグラウンドは、船橋市高野台からも近い北総病院近くの白井市富士に所在していることから、同校サッカー部の躍進を見ていただけに大変残念でした。
さて、今年最初の議会、令和4年第一回臨時議会が1月12日(水)に開会します。主な内容は住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の交付です。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、様々な困難に直面した方々に対して、速やかに生活や暮らしの支援を行う観点から、1世帯あたり10万円を給付するものです。
給付対象は、①住民税非課税世帯②家計急変世帯(新型コロナの影響を受けて家計が急変し非課税世帯と同様の事情にあると認められるもの)です。市内における見込み世帯数は合わせて81000世帯とされています。本件の採決は13日(木)の予定です。可決され次第、手続きが進められます。
オミクロン株はこれまでにない感染力で急拡大しています。船橋市の感染者数も、直近の数日間で2桁となっており、東京の感染者数の増加に比例して増加傾向となっています。第6波が始まりつつある今、同じ轍を踏まないように万全な対策と対応が求められていると思います。第6波の到来に対抗するためにも早期な備えが大切です。東京都でオミクロン株の市中感染が確認されたことを受け、千葉県においても、感染に不安を感じる無症状の県民の方が、一月末までPCR無料検査を受けることができます。また、ワクチン接種が難しい方で、飲食、イベント等でワクチン接種証明等が必要な方は3月末まで検査を受けることができます。
検査を受けられる場所は千葉県PCR等検査無料化事業の登録を受けた薬局、民間検査機関等になります。市内で受けられる場所はウェルシアの各店舗の他、市外の店舗や問い合わせ方法など、詳しくは、船橋市ホームページの新型コロナウイルス感染症の無料検査の実施についてをご覧ください。
コロナ禍で2回目となる年末年始は、昨年と比べて人出も増え、行楽地も混雑していたようです。日常を取り戻しつつある中、沖縄・広島・山口の3県に蔓延防止等重点措置が適用され、再びコロナ対策と経済対策の岐路に立たされることとなりました。
第6波における重症者を最小限に留め、医療そして介護業界の崩壊を防ぐために、今後求められる対策と私たちの行動が大きな課題であると考えます