先行きが見えない物価高が続いています。物価高による消費の落ち込みに対応するため、船橋市は市内商店街を支援する補助事業を行なっています。市からの補助を受けて、各商店会がキャッシュレス決済キャンペーンや、クーポン券、プレミアム商品券の発行を行うもので、市民の皆さんが商店街でお得に買い物ができるよう還元されます。実施される時期は商店街によって異なり、年末に行うところもあれば、消費が落ち込む年明けに実施するところ(二和向台商店街は年明けを予定)もあります。
さて、年末最後となる船橋市議会が13日に開会しました。補正予算では、「朝の子ども居場所づくり事業」が含まれています。これは、朝の登校前に保護者の出勤などの理由で、子どもだけになってしまう家庭を支えるため、学校内で安心して過ごせる居場所を提供するものです。来年3月から、まずは法典東小などの5校で実施される予定です。今回、北部地域は対象外でしたので、その理由について尋ねたところ、市は、試行の課題を改善した後、北部での実施も検討したいとのことでした。二和、三咲、小室地域にもニーズはあるため、今後の展開に期待したいと思います。
続いて、私の一般質問の内容ですが、三咲駅前広場について取り上げます。昔から課題となっている朝の通勤通学時の混雑ですが、先日、駅頭活動をしていた際、白杖をついた方が点字ブロックの上を歩行中、バス待ちの列との境界線が非常に狭く、列に並んでいる方と接触するところを目撃しました。過去には、ベンチ設置などを市から当時の新京成電鉄側にお願いしてきました。しかし、限られた敷地の中での配置転換は現実的に難しいものがありました。しかし、事故が起きてからでは遅すぎます。新京成電鉄から京成電鉄になりました。市から再度、協議の場を設けるようお願いするように要望します。
もう一つは、小室の神崎川沿いの道の舗装についてです。市内にある「自然散策マップ」の一つ、「小室コース」について、地域の方から「神崎川を結ぶ、鎌倉橋(消防署側)から小室橋(公園側)までを舗装して歩行者やランナーが安心して利用できるように」というご相談を頂きました。私も実際に歩いてみました。約1キロの道のりは、冷え込む外気でも少し汗ばむ、いい運動になります。しかし、河川敷の道は草木が生い茂って立ち塞がり、道は凸凹で滑りやすく、決して安全に歩けるような道ではありませんでした。小室コースの見直しと同時に、舗装などで道を整えることによって、安全に歩いたりジョギングをしたりと、小室の魅力をさらに広げることができます。
質問は11月26日(水)のお昼前後を予定しています。