毎年この時期は、日頃からお世話になっている方のご厚意で、豊富町にある山林でたけのこを掘らせていただいています。掘って掘りおこして、夫婦間での共同作業が多いのですが、日頃取れていないコミュニケーションを僅かにとることができます。
作業中の立ち話で妻が、水道料金が安くなるらしいと話し始めました。どうやら何か登録すれば水道料金が20%も安くなるということで、親の登録手続きを手伝ってあげたとのこと。その話を聞いて、最近はそのような詐欺も横行しているので、新手の詐欺かと半信半疑で聞いていましたが、後日調べたところ、千葉県の物価高騰対策として水道料金の減免が行われていることを、恥ずかしながら初めて知りました。
水道には2種類あり、飲み水などに使う上水道(千葉県営水道)と、使った後の水を流す下水道(船橋市)があります。今回の対象は上水道で、今年4月に平均18.6%値上げしましたが、千葉県が国の交付金を活用し、物価高対策として7〜10月分(4か月間)の水道料金20%が減免されます。手続きは不要で、自動的に安くなります。
さらに、千葉県営水道の「マイポータル」に登録し、お客様番号などの契約情報を紐付け、紙通知をオンライン通知に切り替えると、追加で2か月分が減免され、合計6か月分が安くなります。期限は9月30日です。これが冒頭の登録の話でした。
減額の目安として、一ヶ月あたり、ひとり暮らし(月10㎥)の場合約260円、2〜3人家族(月20㎥)で約780円、4人以上の世帯(月30㎥)で約1400円が減免されます。
そして、下水道(船橋市)についても、来年4月から使用料が改定されます。汚水処理費の不足分を市税などで補っていることや、施設の老朽化対策が必要なことが理由です。改定内容は、基本料金が100円値上げ、従量料金は11㎥以上の使用分について、1㎥あたり10円引き上げとなりますが、実際に改定後の料金を支払うのは、令和9年7月頃となります。
今年の夏は、上水道の値上げ分が減免で抑えられますが、来年の夏頃からは、上水道の減免が終わり、値上げ後の料金水準が続くうえ、下水道使用料の改定分も加わるため、家計への負担はさらに大きくなります。このような水道料金に限らず、電気代をはじめ、暮らしにかかる費用は全体的に重くなっていますが、「食料品の消費税を2年間ゼロにする」という話はどこにいったのでしょうか。本当に実施されるのでしょうか。今、議論すべきは憲法改正ではなく、まずは物価高対策ではないでしょうか。