アンデルセン公園は、昨今の報道にて取り上げられている、旅行クチコミサイトが選んだ日本のテーマパーク人気ランキング3位に入り、高評価を得たことで入園者数が増えていると思うが、周辺道路の渋滞について市は、どのように認識しているか。

アンデルセン公園の周辺道路の交通渋滞について、市は、どのように認識しているのかとのご質問にお答えします。
本年7月に旅行クチコミサイトで日本のテーマパーク人気ランキングでアンデルセン公園が第3位になったことを受けて、本年8月1日から23日までの入園者数は約6万4千人となっております。

これを前年の同じ時期と比較しますと約1.4万人、率にして約1.2倍、また、車両駐車台数を同様に比較しますと約9千台、率にして約1.6倍の増となっております。また、一日の平均駐車台数は、1000台となっております。なお、期間中、一日の最高駐車台数は、1,705台でした。駐車場への入場時の交通整理につきましては、同公園を管理運営している公益財団法人船橋市公園協会の職員を要所に配置し、混雑状況をみて適宜対応しており、周辺道路で渋滞をきたさないように駐車場の案内を行っております。また、同公園の駐車可能台数は、合計で2,000台となっており、ゴールデンウィークなどの特異日を除き、駐車場待ちによる渋滞は、発生していないとのことです。

なお、開園後に退場する公園利用者の車両がほぼ、同一時間帯になることから、周辺の商業施設に買い物等に行かれる一般車両や国道16号線小室交差点から船橋方面へ走行してきたトラックなどの車両と合わせ、周辺の渋滞を生んでいるものと思われます。

新京成線三咲駅からの船橋新京成バスの本数は、平日1時間に3〜6本、混雑が予想される土日祝日では1時間に3本と少ない。更なる渋滞が予想されるなか、渋滞緩和策として公共交通機関の利用を促す、その中でバスの運行手段を変えていく他ないと考えるが、これについて市の所見は、いかがか。

渋滞緩和策としてバスの運行手段を変えることについて市の所見は、いかがかとのご質問にお答えします。
アンデルセン公園の公共交通アクセスにつきましては、JR船橋駅北口、新京成電鉄北習志野駅、同三咲駅、北総鉄道小室駅からそれぞれ新京成バスがでております。同公園への入場者数が多い土日・休日の運行につきましては、三咲駅で一時間に3本、他の停留所においては、一時間に1〜2本程度なっております。

旅行クチコミサイトで第3位になってから、同公園への交通案内についての問い合わせが多くあり、ほとんどが公共交通機関に関する内容であるとのことです。指定管理者である公益財団法人船橋市公園協会によると、平成23年に市民の方から市に対し、三咲駅からのバスの本数を増やして欲しいとの要望があったことから、バス事業者に対して、バスの増便を要望したところ、バス事業者からの回答は、採算性の観点から難しいとのことでした。しかしながら、入園者の増加に伴いバスの利用者の増加も見込まれることから、再度、バスの増便について要望するよう指示してまいります。

詳しくは船橋市議会議会録画放映をご覧ください!