船橋市議会第3定例会において、平成29年度決算について、私の所属する文教委員会の中で質疑を行いました。また、会派民主連合を代表して決算認定の立場で意見表明する討論も行いました。

 図書館運営費について、西図書館を除く指定管理者が運営する図書館3館ついて、適正に業務を行なっているか評価をする図書館指定管理者評価委員会の設置について、その評価内容について質疑しました。指定管理者による自己評価に対して、所管課評価ならびに評価委員会から、図書館サービスや施設の整備・運用に対してなど各所改善するよう指摘されていることから、早急な改善を求めました。

 また、図書館利用者アンケートでは、満足度が約80%でした。このことから、利用者の大半の方が満足している状況が伺えます。引き続き、改善すべき箇所があった場合は速やかに改善を行い、安全で安心な長く愛される図書館に期待したいことを申し添えました。

 小・中学校に在籍する児童生徒の定期健康診断について、毎学年定期に行われる健康診断の受診率が100%に届きませんでした。そして、前年度よりも受診率が減少していることから、受診できなかった場合の対応と、長期欠席等の児童生徒の対応について質疑しました。

 健康診断当日に欠席すると受診できませんが、検診日程を複数設定できるものであり、受診をしてもらうように努めているとのことでした。しかし、長期欠席等の児童生徒が受診していない現状があることから、受診率が100%に至らなかったとのことでした。

 定期健康診断は学校保健安全法第13条に、「学校においては毎学年定期に児童生徒等の健康診断を行わなければならない」と明記されており、同法に抵触しないか確認したところ、罰則を受けることはないとのことでした。しかし、症状の無い病気を早期に発見するには、無症状のうちから定期的な健康診断を受けることが非常に大切であり、そのために法律で定められているものだと思います。欠席した児童生徒に対して受診する機会をできるだけ設けていただくよう厳しく提言・指摘を行い、決算の認定に賛成しました。