平成27年度の決算委員会

(認定討論)
平成27年度における一般会計の決算額は歳入総額で2046億円、歳出総額は2,006億円と歳入歳出ともに前年度と比べて増加しており、地方公共団体の財政状況として良好な健全化判断比率を維持しており、健全な財政状況であることに評価をしたいと思います。

また、過去の議会の声にもしっかりと向き合って頂き、多くの行政需要にも対応して頂きました。中でも、待機児童問題について、前年度には保育の受入枠を1000人分を超える確保によって、422人もの待機児童数の減少に努めて頂いたことについては大いに評価をしたいと思います。

それでは、平成27年度に実施された事業について、以下8点について申し添えたいと思います。

1点目、商工業振興にあたり、広報のあり方については、PR動画など新たな工夫がなされていることは評価したいと思います。一方で新聞折込される広報ふなばしは新聞購読者の減少により、約10万世帯が直接届いていない状況にあるので、今後の工夫と改善を求めたいと思います。

2点目、千葉ジェッツ商店街街路灯フラッグ製作等事業について、ジェッツのホームタウンがある北習志野駅を中心とした商店街の活性化に向けた取り組みの努力を評価をしたいと思いますが、商店街からのフラッグ設置要望があったということだけでは効果があったとはいえないと思います。PR動画などもそうですが、今後は目標となる数字を設定し、それに基づいた効果検証をお願い致します。先日、プロバスケットボールのBリーグも開幕されたことから、さらなる千葉ジェッツの盛り上がりに期待をしたいと思います。

3点目、シティセールス推進費用について、インターネットの普及で大きく変わった世の中において、ホームページは情報発信ツールとして大きな役割を果たしてくれるのと、外国版リーフレットを見た船橋市のホームページにアクセスしてくれた外国人の方に向けて即時に情報提供することが可能です。2020年の東京オリンピックの訪日観光需要の増加に伴い、ホームページ自動翻訳の早急な改善を求めたいと思います。

4点目、ごみの再資源化を推進する為に、推進団体に協力金を交付されている事業の有価物・資源ごみ回収費については、本事業が開始された時と時代が変わっており、協力金の考え方を見直す時期になっているかと思いますので、関係団体と十分に慎重審議をして頂き、改善を求めます。

5点目、障害者グループホームについてですが、現場や専門家の知見をしっかりと集めて頂き、現実に沿った積極的な対策を進めて頂くことを要望致します。

6点目、児童虐待防止については、子どもたちをどのように社会的に擁護していくのかという総合的な視点が重要だと思います。もとより児童相談所の設置は選択肢のひとつではありますが、DV、障害、一人親家庭など、一般的に虐待リスクが高い傾向にある家庭と児童をどう支援していくのか、総合的な対策をとりまとめて、進めて頂きたいと思います。

7点目、敬老行事事業費の敬老行事交付金については、まずは町会や自治会の実施状況など、現状をしっかりと確認してもらいたいと思います。敬老行事を開催する開催費用に対しての交付金であり、市税である約1億2000万円の交付金は、目的に沿って適正に使用されているのか、実施確認の徹底を要望致します。

最後に8点目、衛生費の墓園事業については、民間も含めて市内の墓地についてどのような方針でのぞむのか早急に検討を進めて頂きたいと思います。

長くなりましたが、平成27年度の事業について以上8点を申し添えたいと思います。それと同時に、待機児童対策などの評価をしているものの、行政需要に対する課題は、まだまだ多く山積しておりますので、早急に取り組んで頂きたいことを要望致します。今後も財政の健全化を維持しながら、選択と集中による新たな取り組みと、さらなる健全な財政運営の期待を申し上げて認定討論とさせて頂きます。