お盆休みも終わり、お仕事が始まる方も多いと思います。連休はどのようにお過ごしになられましたか。連休中は猛暑日が続きました。当分は、厳しい残暑が続きますので、引き続き、体調管理にはご注意くださいませ。

私も二日ほどお休みをいただきました。4月の統一地方選挙から議会、参議院選挙と続き、久しぶりの休暇でした。休暇中は、家族と日頃お世話になっている方のご家族とご友人の方など総勢10名で埼玉県の秩父に行ってきました。ホテルや旅館ではなく、古民家一軒を借りて、一つ屋根の下で、夕食・朝食の炊事、お風呂、就寝など宿泊者全員での共同生活を送りました。ほとんどの方が初対面で緊張しましたが、ゼロから自分たちで協力し合い、役割分担等やり遂げたことで、その達成感や喜びを共有できる貴重な協働体験をすることができました。

そして、夏の風物詩である甲子園もいよいよ準決勝。残念ながら千葉県代表の習志野高校は二回戦で敗退、東東京代表の関東第一高校も惜しくも準々決勝で敗退してしまいました。関東第一高校は、校舎は新小岩ですが、野球部の寮と練習グラウンドは白井市富士にあり、北総白井病院のすぐ近くとなります。高野台、八木が谷からも近いことから応援をしていました。

各学校も、甲子園優勝を目標に、選手はもちろん、吹奏楽部をはじめとした応援団、父兄、学校関係など、全員が同じ目的を持って心を一つに取り組む協働作業は、本当に素晴らしいと思います。

今回の題目である「きょうどう」ですが、漢字に書くときに漢字を迷うことがあります。「共同」とは、複数人で同じ何かを行うこと。そして、「協働」とは、複数人が力を合わせて行うこと。両方とも複数人で何かを行うことですが、お互いに助け合い、協力しながら物事を行うことは「協働」になります。

「市民協働」という言葉を聞いたことがあると思います。市民のみなさんと自治会・町内会、ボランティア団体、NPО、事業者、企業、行政などの様々な主体が、公共の利益に資する同一の目的をもって取り組むまちづくり活動に対し、対等の立場で連携の上、協力し、及び協調して取り組むことです。今日まで行政を取り巻く環境は、少子高齢化や厳しい財政状況等めまぐるしく変化しています。そうした中、地域課題や多様化する市民ニーズに的確に対応していく為には、市民や行政の特性を生かし、それぞれが対等なパートナーとして、新しい行政運営の形を築くような「協働」が求められていると思います