こちらも前定例会に続いての確認となります。本市の配信している防犯情報の「ふなばし安全・安心メール」ですが、質問の中で、船橋市の人口約62万人のうち市民に届いている情報の割合は約3%と、市民全体に情報が行き渡っていないことがわかりました。

前定例会で質問をさせて頂いてから約一ヶ月ほど経ちましたが、その間に船橋市山手の民家への強盗事件、そして船橋市前貝塚町で発生した不審火では、11月6日に2件、7日に3件、10日に5件と連続して計10件もの不審火が発生しました。こちらは、未だ犯人逮捕に至っておりません。

振り込め詐欺被害防止の啓発もそうですが、犯罪発生などを知らせる防犯情報で随時発信される情報を把握し、犯罪被害にあわないよう十分注意をして市民一人一人の防犯対策と早急な情報伝達手段の改善が必要と考えます。

(質問)
現況について本市のご所見を伺います。

[市民生活部]
やはり「船橋ひやりハッと防犯・交通安全情報」の登録者数は決して多くはないと認識しております。このメール配信システムは、利用者が自主的に登録するものでありますことから、このサービスを広く周知することを今後も継続し、登録したいと思わせる配信に努めてまいりたいと考えます。

(質問)
 昨今、スマートフォンになってからは情報手段が変わってきており、10代20代の若年層の主なコミュニケーションツールはSNSが半数以上となっております。その中で、現在のメール配信システム以外の手段として、前定例会ではソーシャルメディアのさらなる活用について提案をしたところ、検討して頂けるとのことでしたが、その後の検討結果についてお伺い致します。

[市民生活部]
当市では、現在、フェイスブックやツイッターを活用している部署が既にございます。防犯や交通安全といった情報配信については、これらを活用していく方向で考えております。

(要望)
ふなばし安全・安心メールの目的は、事案のあった地域に警戒を促し、被害を未然に防ぐことだと思います。市民全体に情報が行き渡るよう情報手段の徹底をお願いしたいと思います。