5月25日に平成28年第2回定例会が開会しました。今定例会中に議長の改選も行われ、私が属している会派の神田廣栄代表が新議長となりました。会期は5月25日から6月27日までの34日間、議会に提出されている8議案が審議されます。詳しくは船橋市議会をご覧くださいませ。一般質問の日程について、私の登壇予定は、6月8日の午後1時(4番目)を予定しております。

一般質問の通告は下記を予定

(対面:15分)
1.振り込め詐欺対策の進捗状況について
2.走る防犯カメラの活用について
3.三世代家族支援事業について
4.放課後子供教室の学習支援について

振り込め詐欺対策の進捗状況について

平成27年第3定例会から一般質問を通して取り組んでいる振り込め詐欺対策について、その進捗状況を伺う。最初に本市の振り込め詐欺犯罪発生件数について、平成28年4月時点で県内の約25%にあたる発生件数94件(約1億9308万)、ワースト1位だった千葉市(発生件数69件)を抜いて、残念ながら県内ワースト1位となってしまいました。

この被害状況を深刻に受け止めなければりません。詐欺の手口もさらに巧妙化、最近では還付金詐欺の手口が主流となっており、各報道機関においても連日報道されておりますが、この状況について本市の見解を伺う予定です。

※先進的な取り組みを行っている柏市の事例をもとに私が提案しました、被害の実態状況を確かめるべくアンケート調査の集計結果が市のホームページで公表されました。詳しくはアンケート集計結果をご覧ください。

走る防犯カメラの活用について

走る防犯カメラとは、車両に取り付けているドライブレコーダーを活用し、防犯カメラとしても活用するもので、ドライブレコーダーは事故があったときの状況を把握することができるだけなでなく、防犯カメラとしての効果も期待できるのではと考えます。

先月24日、君津市と君津警察署との映像提供の協定が締結されました。これらは県内の各報道機関でも取り上げられ、市の公用車に設置するドライブレコーダーの映像情報を警察の犯罪捜査や交通事故や災害の調査に活用することで、安全安心のまちづくりを推進することを目的とした、「犯罪・交通事故・災害に係るドライブレコーダーの映像提供に関する協定」を締結したものです。

協定内容は、犯罪捜査や交通事故等の調査のため、警察署から依頼があった際に映像を提供するもので、県内のタクシー協会やトラック協会などでは、この様な協定を締結していますが、自治体の公用車のドライブレコーダーの映像提供に関する協定は県内で初めてなんです。本市においても同様に、市が所有する公用車に設置しているドライブレコーダーを走る防犯として活用について、本市の見解を伺う予定です。

三世代家族支援事業について

三世代家族の同居や近居は、子育て世帯にとっては子育てへの援助、あるいは家族間での生活を支え合い、また孫への知恵や思いやりの心を伝えるということで、大変大きな教育的機能も持っているのと、親世帯にとっては老後の安心を期待できることから、双方にとってメリットがあると思っています。

平成22年の国勢調査によると、全国の総世帯数は約5184万世帯で、そのうち三世帯同居は366万世帯となり同居世帯は約7.1%、5年前(平成17年)は7.4%、確実に減少しているなか、本市は261,070世帯のうち同居世帯は35,363世帯で約14%、5年前(平成17年)の13%から1%増加しています。

さらに、本市の住生活基本計画によりますと、子供が3歳になるまでの親世帯との同居の有無について、同居は13%、同じ市区町村で別居は28%、それ以外の地域での別居は50%となっており、親世代の手助けの有無については、ほぼ毎日あった11.2%、週に1~3にあったは16%、月に数日あったは約29.8%と、全て合わせて半数以上が、子供3歳になるまでの親世代の手助けがあったことがわかります。

このデータを見ると同居または近居を望んでいる世帯がいることがわかり、親世代との近居・同居の希望についてみると同居は6%、近居(1km)の31.3%と同じ市内ならどこでも50.2%を合わせると81.5%が近居を希望しております。このデータから見る、三世代同居や近居に対して本市の見解を伺う予定です。

放課後子供教室の学習支援について

質問時間の都合上、今回は見送る予定です。