令和2年第3定例会が28日に開会しました。今定例会では、市長から提出された新型コロナウイルス感染症対策(船橋市緊急対策パッケージ第4弾)の補正予算75億円の他、令和元年度の決算認定が審議されます。そして、今定例会の一般質問ですが、私は9日に登壇する予定です。主な内容として、コロナ禍における現状と課題について質問いたします。各質問内容は次のとおりです。
◎シトラスリボンについて・・・新型コロナウイルスに立ち向かう医療従
事者や、感染者やその家族に対する差別解消を目指す運動として、愛媛県の松山市の市民団体「ちょびっと19+」(WHOが定めた新型コロナウイルス感染症の国際名「コビット19+」をもじって名付けられた。)が始めた啓発の輪。開始から約4ヶ月経過した現在では県内のみならず全国的に広がりつつあります。シンボルのリボンの色は愛媛のかんきつ類をイメージしたシトラスグリーンを採用し、「地域」「家庭」「職場(学校)」の3つの輪をイメージした飾り結びで、元患者らがそれぞれの場へ安心して戻れるようにとの願いを込めたもの。野田剛彦県議会議員も取り組んでいる「シトラスリボン運動」について、本市においても活動の場を広げていきたいと考えています。
◎コロナとインフルの同時流行の備えについて・・・未だ収束しない新型コロナウイルスと秋以降に流行するインフルエンザとの同時流行が懸念されています。また、初期症状だけでの識別も難しく、検査体制などの医療体制の整備が求められていることから、本市の対応策について確認したいと思います。
◎高齢者のICT(情報通信技術)利活用支援について・・・新型コロナウイルスの影響から外出を控え、人との接触を避けるようになったことからオンライン化が急速に進み、職場や日常生活のほか、教育現場においてもオンライン学習が導入されています。ネット環境に不慣れな高齢者の方にも支援が行きわたるよう提言して参ります。
その他、住民生活向上の観点から、マイナンバーカードの普及と利活用の促進、本市における情報システムの活用など取り上げる予定です。加えて、市内において再び詐欺が再発していることから、これらの現状と防止策についても質疑いたします。
コロナ禍における新しい生活様式の確立に向けて、インターネットによる「オンライン化」を中心にあらゆるものが目まぐるしく変化しようとしていますが、文明の利器に頼ると同時に、利便性と安全性のバランスを保つことも重要です。今定例においてしっかりと取り組んで参ります。