朝と夜はさらに冷え込み、ポケットから手を出すのが厳しい時期となりました。そのような寒さの中、外気で冷え切ったこのチラシを受け取っていただける温かい優しさに、心より感謝申し上げます。

さて、都心と成田空港を最速36分で結ぶ、京成スカイライナーは11月26日に実施されるダイヤ改正で、これまで通過駅となっていた新鎌ヶ谷駅にも停車するようになります。これによって、京成上野方面そして成田空港までのアクセスがより便利になりました。さらには先日運賃値下げを行った北総線も、スカイライナーの停車に合わせて、土休日に、新鎌ヶ谷から印旛日本医大駅間で20本増発されます。羽田空港と成田空港間を約一時間で結び、都心と千葉県北西部の中継地となる今後の新鎌ヶ谷駅の動向を注視したいと思います。

新鎌ケ谷駅は鉄道4線が乗り入れる交通利便性の良い駅です。鉄道4線とは、「成田スカイアクセス線」、「東武アーバンパークライン」、「新京成線」、「北総線」で、船橋市北部に位置する鉄道駅としては「北総線」の小室駅、「新京成線」には鎌ヶ谷大仏駅、二和向台駅、三咲駅、滝不動駅があり、各駅それぞれ街の特徴や魅力があります。その特徴や魅力を伝えるためには、世間の関心が高まっている時が一番のタイミングであり、その機会を逃さず積極的に情報発信していく必要があると思います。

船橋市は、千葉県北西部に位置し、都心や成田空港からも近いばかりでなく、京葉港や豊かな交通網を併せ持つなど、非常に恵まれた立地条件を備えた街です。交通利便性の強みを活かしながら、恵まれた観光資源を活用した「観光中継都市」としての役割を果たすべく、自然豊かな北部地域も今回のダイヤ改正により都心と成田空港への中継駅となる新鎌ヶ谷駅と足並みを揃えながら、北部地域の魅力を発展につなげる発信をしていくべきだと思います。

私は、過去の議会でも、アンデルセン公園の交通渋滞緩和対策などについても取り上げましたが、その他にも二和の国家公務員宿舎跡地の活用等の課題も山積しています。今後も船橋市民の皆さまのため、市政改革を進めてまいります。