14日、成人の日を迎え、平成最後となる各地で成人式が行われました。晴れやかに成人式を迎えられた皆様、ご成人おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
今年の新成人は125万人で前年よりも2万人多く、2年ぶりに人口増加。千葉県は約64000人、船橋市は約6400人でした。
さて、成人式を迎える新成人を対象に、毎年行われているインターネット調査会社マクロミル社による、関心事や世の中の潮流に対する考え方など、500人にアンケート調査を行なったところ、次のような結果となりました。
日本の未来は「明るい」37%、「暗い」が62%。明るい理由として、東京オリンピック、大阪万博などが挙げられ、一方で暗い理由として、少子高齢化や政治問題などが挙げられました。また、国民年金制度については「信頼できる」41%、「信頼できない」59%、少子高齢化による受給等の不安から信頼できないという方が多数派でした。また、就職に関して約7割が「不安を感じている」、将来に対する漠然とした不安があることもわかりました。
他には、理想の大人には「母親」40%、「父親」37%、「教師」25%。考え方の傾向では、「貯蓄は重要」、「マナーや一般常識を大切にしたい」が挙げられました。また、利用している情報源または信頼している情報源では、テレビが約5割以上で、テレビを見ない世代と言われているにもかかわらず、以外にも多く驚きました。
子どもたちが年頃になりますと、親とのコミュニケーションが、恥ずかしさ故に、取りづらくなる傾向があります。かつて私もそうでした。しかし、今回の調査結果から理想の大人として挙げられているのが、偉人、有名人ではなく、両親が挙げられていました。「子どもは親の背中を見て育つ」という言葉がありますように、親の立派さに尊敬を抱いていることで、いつの時代も、親の偉大さと、特に母親の存在というのはとっても大きいということを感じました。