横須賀市児童相談所の視察に続いて、横須賀市 観光企画課さんの「INGRESSを活用した集客促進業務について」説明を受けて参りました。はじめに、INGRESS(イングレス)とは検索エンジンのGoogleの社内スタートアップであり、位置情報に基づいた多人数参加型モバイルオンラインゲームで、Android・iOS向けアプリで使用することができる、2014年から始まった世界中でブームになっているアプリのゲーム。

一般的にゲームといえば、二次元的なものをイメージされると思いますが、こちらのゲームはGPSを起動して、実際の地図に情報を重ねたAR(拡張現実)要素のポータルと言われる各所へ自らの足で歩く、スタンプラリー要素がある陣取りゲーム。このスタンプラリー要素があるところがポイントで、INGRESSを活用した集客促進業務として、横須賀市 観光企画課さんが取り組みを始めました。全国の自治体でINGRESSを活用しているのは岩手県と横須賀市だけであり、現在では自治体同士の連携で様々なイベントなどを繰り広げています。岩手県×横須賀市 友情の架け橋ミッション

もともと、横須賀市さんは”Sプロジェクト”(Sはアニメやマンガ等の趣味文化という意味のサブカルチャーの略)をとして、市内でアニメやゲームなどのサブカルチャーをテーマにしたイベント「ヨコカル祭」など多数のイベントを展開。そんな中、Googleの位置情報ゲーム「INGRESS」は地方活性化につながるということから始めて、地方自治体の集客プロモーション施策で全国から注目を集めました。また、横須賀市の集客促進を目的としたWEBサイト、横須賀市観光情報サイト「ここはヨコスカ」などの運営も行っています。

さらに驚いたことに、こちらの「INGRESSサイト」、制作費や運営費などを伺ったところ、観光企画課職員のWEBデザイナーの方が制作・運営をされているとのことで、あまりのサイトクオリティの高さに驚きました。今回の視察を参考にしながら、本市のプロモーションに提案して参りたいと思います!


▼視察の様子。とてもワクワクする内容でした。
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▼横須賀Sプロジェクトのパンフ。
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▼記念艦「みかさ」の前で。
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