船橋市議会の役割や仕組みを理解していただくことを目的に、8月16・17日に小学生議会見学会、中学生高校生議会見学会・意見交換会を開催しました。
開催内容として、市議会の仕組みについて議員からの説明を聞いていただいたり、パンフレットを片手に議長室や本会議場など、市議会の施設を議員と一緒に見学していただきました。最後は、意見交換会として、議員と直接話し合いをする機会を設けました。
市議会の仕組み紹介では、本会議、委員会の様子を紹介。プロジェクターを使用して、広報委員長・副委員長による説明で、住民からの願いが市に届くまでの流れを例にして、市議会の仕組みや、実際に住民の願いを請願あるいは陳情という制度を利用して市に伝えていく流れを追いながら、市議会の役割を知っていただきました。また、実際の会議の様子を動画でも見ていただきました。
続いて、市議会の施設見学を行いました。広報委員が議会内の各施設を順番にご案内しました。参加したみなさんは、普段入ることができない議長室や委員会室などに興味津々の様子で、本会議場では、広さに驚く声があがったり、設置されている様々な設備を前にして、広報委員の説明を一生懸命聞いていました。また、議長席などを座ってみたり、質問席や答弁席から実際にマイクを使って質疑を体験したりしていました。
見学会の最後には、議員との意見交換会を行いました。直接議員と話ができる機会とあって、ちょっと緊張しながらも、普段なかなか聞けないことを聞いたりしていました。みなさん次第にリラックスして、笑い声があがったり、楽しい時間を過ごしていました。
小学生の質問で多かったのが、なぜ議員になったのか、議員はどんな仕事なのかなど、市議会議員の仕事内容全般に興味があるようでした。また、中学生からの質問で多かったのが、18歳選挙権になぜなったのか、メリットは何か、有権者になる前に準備することはあるかなど、有権者になることへの興味や関心があることが伺えました。
参加者からは、市議会に興味がわいた、初めて議場に入れて楽しかった、議員と話すことで色々なことを聞けてよかったなどの声をいただきました。また、今回は、議会の役割や仕組みを理解していただくことを目的に開催されましたが、今後は選挙の仕組みや、選挙に行く理由などについての内容があってもよいかもしれません。議会見学会を機に、市議会あるいは政治に関心を持っていただきながら、将来の有権者として意識を高めてもらえたらと思います。