先日4回目の新型コロナワクチン接種の予約をしました。個別接種は予約が取れなかったので、年末に集団接種の北部公民館で予約を取りました。本市における4回目年代別接種状況(11月27日時点)は、10歳代で約5%、20歳代で約8%、30歳代で約11%、40歳代で約17%、50歳代で約33%、60歳から64歳は約63%、65歳以上で約80%と年代が上がるごとに比例して接種率が高くなっています。つまり、高齢者の大半が新型コロナワクチン接種を受けていることがわかります。
また市は現在、高齢者インフルエンザ定期予防接種も行っています。今冬のインフルエンザについては、新型コロナウイルス感染症との同時流行も懸念されており、日本感染症学会からは積極的なインフルエンザワクチンの接種が推奨されています。
小室地域の方から、地域に高齢者インフルエンザワクチンの実施医療機関がなくて困っているとの声をいただきました。以前、地域にあった小児科が対応していましたが閉院となってしまい、最も近い実施医療機関はセコメディック病院だけとなり、徒歩で行けるような距離ではなく、車やバスなどの移動手段が必要で、高齢者の方にはとても大きな負担となっています。また、接種期間は12月31日までとなっていますが、当病院の今季分の予防接種は全て終了となっていました。
そのようなことから接種を希望する人は他の実施医療機関を探す必要があり、さらに移動における体力的な負担と交通費などの経済的負担が押し寄せてしまっている状況です。他の地域では、必ず最寄りの実施医療機関が複数あります。同様に小室地域も、徒歩圏内で行くことができる接種会場が必要であると思います。
そこで、12月1日の私の一般質問において、小室地域の方が徒歩でいける範囲として、小室公民館等の公共施設で臨時的に予防接種を受けられるようにできないか伺う予定です。
その他に、「いじめ問題について」と「不登校特例校について」伺う予定です。改めて『不登校特例校』とは、学習指導要領の内容などにとらわれずに児童生徒の実態に配慮した特別な教育課程を実施し、フリースクールとは異なり元の学校から転校でき、通常と同じ卒業資格が得られる学校です。つまり不登校児童生徒のために独自の教育過程を設ける学校であり、学校復帰を目的とした『適応指導教室』とは内容が異なります。
これまでの本市の不登校児童生徒の支援では、大きな改善が見られないことは不登校者数の増加傾向であることが如実に表しています。そうであるならば、調査研究でなく、前向きな検討を始めるべきではないかと改めて質していく所存です。