二和向台駅裏の団地群の解体作業が始まりました。解体工事は来年12月末まで行われます。新設される交通広場や公園などを含め、最終的な完成は令和10年度を予定しています。無事故で安全に工事が進められるように 見守りたいと思います。

さて、現在開会中の船橋市議会において、11月26日に次の質問をしました。
三咲駅前広場についてです。通勤・通学時の三咲駅前広は非常に混雑して危険な状況です。先日、バス待ちの乗客と視覚障害者の方が接触しそうになる場面を目撃しました。原因は、点字ブロックとバスを待つスペースの間隔が狭すぎることです。以前から議会で、駅前広場の整備が求められてきましたが、新京成と京成電鉄が合併したことを機に、改めて安全対策の協議を申し入れるべきだと強く提言しました。

市は、合併後の協議はまだ行っていないとのことで、土地所有者が京成電鉄になったことを受け、改めて鉄道およびバス事業者へ環境改善を要望し、対策について協議を進めていくとの答弁でした。

私は、バスが停車するラインを少しずらすだけで、点字ブロックとの間隔を確保することができるのではないかと指摘し、京成電鉄へ申し入れるよう要望しました。

続いて、自然散策マップについてです。市内には滝不動や金杉など、自然に親しめるコースが10か所ありますが、今回は「小室コース」について取り上げました。現在の小室コースは、小室公園や神崎川沿いを経由し、主に地区の西側を中心としたコースとなっていますが、地域の方から、「神崎川沿いの鎌倉橋(消防署側)から小室橋(公園側)までの区間を、歩行者やランナーが安心して利用できるように整備してほしい」という要望を頂きました。約1キロの道のりは、歩くと自然豊かですが、雑草や路面の凹凸により安全な通行が困難な状況です。

この場所は、千葉県が管理する一級河川の管理用通路であり、市が直接、舗装などの本格的な整備を行うことには制約があります。しかし、市民の方が日常的に利用し、散策マップの見直しも考慮すれば、今後さらなる活用が期待される場所である以上、現状のまま放置はできません。可能な範囲での維持管理を求めました。

市は、ご指摘の通路は、千葉県が管理する河川管理用通路であるため、市による舗装整備や市道認定は現状困難であるが、安全面への配慮は必要と考えているので、千葉県に対して草刈り等の維持管理について要望を伝えていく、とのことでした。

引き続き、適切な維持管理が行われるよう、状況を注視してまいります。

そのほか、北部地域における「道の駅」についても取り上げました。こちらについては、次週に書かせていただきます。