7月26日から開催される2024年パリオリンピックのスケートボード競技に向け、オリンピック予選シリーズであるブダペスト大会で、日本選手が素晴らしい成績を収めました。

スケートボード競技は、前回の東京オリンピックで初めて正式種目として採用され、日本選手団が金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得し、史上最年少メダリストも誕生しました。若い世代を中心に人気が高まっており、パリオリンピックでの日本選手の更なる活躍が期待されます。

私も中学生の時にスケートボードが流行り、なけなしのお年玉を握りしめて上野のアメ横で、はじめてスケートボードを買いましたが、まともに走行できない上に、ジャンプ技などもできず、すぐに挫折してしまいました。いつも通り形から入ったのですが、やはり運動神経がなかったようです。

さて、現在行われている市議会において、スケートボードの練習場所に関する陳情が提出され、私が所属する建設委員会で6月18日、審査を行いました。陳情の内容は、小学校1年生からスケートボードを始めて4年半になるが、近所に練習場所がなく困っている。放課後に練習できる場所が欲しいので、スケートボードの練習場所を新設してほしい。という趣旨の内容でした。

本件については、過去にも同様の陳情が提出され、採択されていましたが、適切な場所の選定が叶わず、新設されないまま現在に至っています。今回の委員会においても、多くの議員から、多角的な意見や提案が出されました。

私も、令和9年に予定されている二和向台の二和国家公務員宿舎跡地の活用計画の中で、新設される都市公園での検討を提案しました。これに対し市の答弁では、「具体的な整備内容等については、今後地域住民からのご意見やご要望を伺いながら丁寧に検討していきたい」とのことでした。騒音問題などが課題にあるようです。

本件については、6月28日の本会議で採決が行われ、採択される見通しとなっています。今後は、設置に向けた市の具体的な取り組みや進捗状況を注視していく必要があります。

パリオリンピックを契機に、スケートボードの人気がさらに高まり、競技人口の増加が見込まれます。スポーツ健康都市を宣言する船橋市として、この機運を活かし、スケートボード施設の設置が急がれます。