明けましておめでとうございます。
お仕事の方もお休みの方も、今年のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。今年は、年賀状やおせち料理を囲む機会が減るなど、これまでとは少し違った過ごし方をされる方が多かったようです。一方、お正月の風物詩ともいえるお年玉は、物価高騰による家計負担が増す中でも、子どもたちにとっては新年の楽しみの一つです。
わが家では毎年三が日に親戚が集まり、子どもたちにお年玉を渡しています。相場は把握しているつもりでしたが、ポチ袋や中身などは妻に任せきりでした。昨年、大学生と高校生の子どもに渡した金額を聞いて驚きました。大学生には1万円、高校生には1万円または5千円が一般的とされるところ、実際には大学生に5千円、高校生に3千円だったそうで、そのことを知ってから年末までは、気まずさから子どもたちに連絡できませんでした。
今年は不足分を少し多めに渡しました。最初は、子どもたちも少し警戒気味でしたが、テーブルの下で中身を確認したのでしょうか、ほっとした様子でした。安心しました。お年玉をもらっていた頃を振り返ると、袋の厚みから感じる期待感や、ポチ袋を開けた瞬間のドキドキからの歓喜や落胆。今となっては、懐かしい記憶です。
さて、「一年の計は元旦にあり」ということわざがあります。物事は初めが肝心で、しっかりとした計画を立てて着実に実行することが大切という意味ですが、私も毎年、例えば、ダイエットや1日2リットル水を飲むなど計画は立てますが、三日坊主で終わってしまいます。
しかし、議員活動は三日坊主で終わってはなりません。昨年に引き続き、防犯・防災対策、情報格差の是正、小室地域の医療機関の課題など全力で取り組んでいきます。
今月下旬には、生活者支援や事業者支援を主要議題とする臨時議会が予定されています。
国の重点支援地方交付金として1.1兆円が見込まれ、0.5兆円が低所得世帯支援、0.6兆円が推奨事業に充てられる予定です。低所得世帯には1世帯当たり3万円、そのうち、子育て世帯には子ども1人当たり2万円の追加給付が準備され、2月下旬ごろから実施される見通しです。
そして、もう一つの生活者支援・事業者支援として、物価高騰対策や子育て世帯支援、省エネ家電への買い替え支援などが含まれ、医療・介護・保育施設、農林水産業、中小企業、公共交通・物流・観光業といった幅広い分野に対する支援が予定されています。地域の実情に合わせて柔軟に交付金が使えるよう設計されており、臨時議会で具体的な内容が示されます。迅速な経済的支援を求めます。
また、2月13日から始まる市議会においては、一年間の税金の使い道を決める予算が審議されます。さらなる住民サービスの充実に向けて、慎重に臨みます。
本年も皆さまからのご指導を賜りますよう、よろしくお願いいたします。