わが家の財務大臣から倹約令が出されました。水道光熱費、食費、ガソリン代などの物価高騰により、家計は一層厳しい状況です。枯渇しそうな私の限られた財源を有効活用するにも、優先順位を決めて、無駄な出費を削減しなければなりません。最近は、外食やコンビニのインスタントコーヒーの購入を控えたり、3つあったサブスクのうち2つを解約するなど節約に努めています。
一方、ニュースで見る国会の予算審議は、その規模に驚かされますが、収入(税収)よりも支出(歳出)の見直しこそが財政健全化の一つであると思います。実際に、質素倹約を推し進めた徳川吉宗は、自ら木綿の服を着るなど質素な生活を実践し、収入増より支出削減が財政改革の近道であることを示しました。このように、無駄を省くことの大切さは今も変わりません。
さて、船橋市議会は2月13日開会し、新年度予算2568億円を含めた議案を審議します。
主な事業の一つとして、二和5丁目市有地道路整備費(三咲小前)の建物解体工事が予定されています。今回は建物の解体のみで、その後ロータリーを含む交通広場や駐車場、公園などを整備し、令和10年度の完成を目指す計画です。そこで、実施計画における具体的な工期や施工スケジュールなどの詳細、工事期間中の騒音、振動、粉塵など周辺住民へどのような影響が想定されるのか。また、工事計画、スケジュール、周辺への影響とその対策等について、住民への説明等はどのようになっているのか伺う予定です。
また、特定健康診査事業費の一環として、来年度から小室公民館の横に健診車を停めて、年4回の健康診査を実施する予定です。小室地域には医療機関がなかったため、医療機関が整備されるまでの間、実施される予定です。この事業について、運用スケジュールや運営体制を確認する予定です。
次に、現在実施中の住まいの防犯対策補助金ですが、来年度も継続する予定です。今年度は、3月末まで1000件(予算2000万円)の補助を実施しておりますが、予算を超えた場合の申請分について、新年度の予算で遡って補助が行えるかどうかを確認します。
その他には、二和出張所の工事が完了し、3月21日(金)に開館します。待合、相談スペースの拡張に加え、マイナンバーカード交付窓口も増設されました。
さらに、今月27日から始まる千葉県知事選では、高野台地域の高齢化や交通の不便さを考慮し、期日前投票所(北部公民館)まで無料送迎バスが運行されます。運行日は投開票の2日前、3月14日(金)で、午前と午後に各2便を予定しています。マイクロバスが、地区の停留所と北部公民館を結び、有権者が投票を終えるまで待機する仕組みです。県内では初の取り組みであり、今後の選挙でも継続が検討されています。投票機会の拡充に期待が高まります。
私の議案質疑の登壇日は2月25日(火)を予定しています。市民生活に直結する予算案を中心に取り上げてまいります。気を引き締めて臨みます。