選挙などが近くなると、郵送物の印刷作業が忙しくなります。先日、選挙中に届くあのハガキを印刷していたところ、約10年使っているプリンターが動かなくなりました。期日も迫る中、焦りながら、あちこちと叩いてみても動作せず、製品寿命かと諦めかけました。同じ症状についてスマホで調べてみましたが、機種が古すぎるためか有効な情報は見当たりませんでした。そこで、やっと見つけたサポートセンターに電話で問い合わせたところ、スムーズに問題を解決することができ、プリンターもまだまだ現役で使えることがわかりました。助かりました。

最近はよく目にする「よくある質問」など予め想定される質問と回答が一覧表示されることが一般的になっています。また、電話サポートが提供されていなかったり、あったとしても見つけにくかったりすることもあります。しかし、文章では伝えにくい複雑なケースでは、電話での直接的なやり取りの方が効果的です。最近は、AIチャットなどもありますが、複雑なケースや、通常と異なる状況への対応はまだ発展途上のようです。そのため、それぞれの利点を活かせるよう、状況に応じた選択肢を残しておくことが重要です。

さて、船橋市は、日頃から積極的に情報発信を行っていますが、その情報が市民の方々へ十分に届いていないという課題があります。実際に、市民の方からもよく、そのような情報を知らなかったという声も多くいただきます。
例えば、市の広報紙広報ふなばしは、新聞に折り込まれて配布されています。しかし、新聞読者が減少している中で、以前よりも目にする機会が少なくなってしまったと感じる方もいらっしゃると思います。公共施設には必ず置いてありますが、日常的に施設を利用しない方にとっては、手に取る機会が少ないかもしれません。また、駅やコンビニにも置いてありますが、在庫が不安定なこともあり、購読を希望される方すべてに行き渡っていないのが現状です。
 
しかし船橋市では、様々な環境で情報を入手することができるように努力しています。お手元のスマホでアクセスして見られるほか、ふなばし情報メールやLINE公式アカウントにご登録で、必要な情報が直接通知されるようになります。さらに、あまり知られていないかもしれませんが、スマホをお持ちでない方や、紙媒体での閲覧を希望される方のために、ご自宅へ無料でお届けもしています。

【船橋市】新聞を未購読の方に「広報ふなばし」を無料でお届け

このように、市民の方々のライフスタイルやニーズに合わせて、毎月2回 、1日と15日に発行している「広報ふなばし」の提供に努めています。
ご自身で一番手に取りやすい情報手段でご活用ください。