9月に入りました。旧暦では「長月」です。
日が短くなり、夜が長くなる時期であることが語源とされ、もとの「夜長月」が短縮され「長月」になったと言われています。秋の季節を感じさせる言葉ですが、実際にはまだまだ厳しい残暑が続いています。涼しさを感じる頃には、冬の到来でしょうか。近年は秋も短縮されて、四季を感じることも少しずつ薄れているように感じます。
さて、船橋市議会が8月28日に開会しました。
主な議案内容は、医療センターの建て替えに向けて、新病院の機能や規模を再検証するための検討資料作成費が計上されました。2027年度に新しく開院予定でしたが、資材や人件費の高騰で入札不調となり、未だ着工の見通しが立っていない状況です。将来にわたって安定した医療を提供し続けるためにも、新病院の整備計画を着実に進めることが不可欠です。
続いて、船橋駅南口から徒歩7分のところにある中央公民館、市民文化ホールの大規模改修工事の契約締結です。築48年が経過し、老朽化が進んでいる中央公民館と市民文化ホールの改修工事ですが、外壁や内装に加えて、舞台、トイレ、バリアフリー対策、建物の長寿命化を図ります。この大規模改修に伴い、令和7年12月から令和10年1月までの期間、施設は休館となる予定です 。
そして、二和向台駅の裏手にある団地跡地(国家公務員宿舎二和住宅跡地)の解体工事です。令和10年度にロータリー等が整備される計画となっていますが、これまで誰も住んでいない建物だけが残される状態が続いていました。ようやく、建物の解体が始まります。工期は約1年4ヶ月に及ぶ大規模な解体工事で、現場は住宅密集地であるのと、近接する三咲小学校の通学路に面していることから、万全の安全対策が求められます 。
こちらは9月4日に行われる議案質疑の中で、解体工事における生活道路の安全対策、特に通学児童の安全確保や大型工事車両の通行ルート、近隣住民への説明体制についてなど質疑する予定です。
その他に、10日に行われる一般質問では、ペロブスカイト太陽電池、買い物不便地域の解消、マイナンバーカードの活用、消防法令違反対象物の公表制度等などについて取り上げる予定です。実のある質問をして参ります。