阪神タイガースは9月7日、セ・リーグ史上最短で優勝し、1990年の巨人の記録を更新しました。他球団で主力選手の離脱が相次ぐ中、阪神はシーズンを通して主力を維持できたことが勝因とされています。その背景には藤川監督の「凡事徹底」の姿勢があり、日々の体調管理や基本の徹底が成果につながりました。私もこの姿勢を大切にし、今後も有益でタイムリーな情報発信に努めてまいります。

さて、市議会で9月4日、私は会派を代表して議案質疑を行いました。
補正予算に盛り込まれた商店街活性化支援についてです。物価高騰で停滞する市内店舗を支援するため、一店舗あたり30万円を上限に、キャッシュレス決済のポイント還元やプレミアム商品券、クーポン発行などが実施されます。私は「商店会に属さない店舗や、商店会がない地域の店舗も対象となるのか」と質疑しました。市は「複数店舗で申請すれば、コンビニも含めて対象になる」と答弁しました。事業は早ければ12月頃から始まり、商店街ごとに内容は異なりますが、消費を後押しするとともに、市民の方にとっても、商品券やポイント還元を通じて、身近な買い物がお得になる効果が期待されます。

続いて、二和国家公務員宿舎跡地の解体工事についてです。
長年の課題であった二和向台駅裏の団地跡地の解体工事について、安全対策や生活道路への影響を取り上げました。工事期間中は、10tトラックなどの大型車両が1日20〜30回、二和T字路交差点の県道から二和商店街を通って現場へ出入りする予定であり、三咲小学校を含む周辺地域の安全対策について市の対応を求めました。

工事の開始時間は、児童の登校と重ならないよう午前8時30分から開始予定ですが、下校時には工事を中断せず進められる予定です。さらに、授業や行事によっては登下校時間が変動することも想定されるため、学校と業者との情報共有は不可欠です。そこで私は、市に対して、学校と業者が密に連携するよう指導を求めました。これに対して市は、「事業者とは学校と定期的に情報共有や連絡調整を行い、密に連携してまいります」と答弁しました。

生活道路への影響については、道路の強度や凸凹状態になる恐れについて質しました。これに対し市は、「通常より多くの大型車両が通行することから、舗装の状態を注視し、適切に対応してまいります」と答弁しました。また、10月末頃に住民説明会が開催される予定で、工事期間中の問い合わせ先については、配布されるお知らせ文に明記され、業者と市の担当部署のいずれにも相談できるとのことです。

ようやく解体が始まりますが、現場の状況を厳しく注視して参ります。

【動画】船橋市議会 議案質疑