少し前まで肌寒いと感じていたと思えば、5月中旬とは思えないほどの暑さが続いています。早いですが、熱中症には十分にご注意ください。船橋市では、住民税非課税世帯等向けにエアコン購入費を助成しています。自宅にエアコンが1台もない(故障等により冷房機能を使用できない場合も含む)対象です。申込期限が6月1日までとなっていますのでお急ぎください。
気温が上昇する夏場は、熱中症などによる救急要請が集中します。現在、船橋市内には17台の救急車が配備されていますが、市内の救急出動件数は年々増加しており、年間で4万件を超えています。需要の増加に伴い、救急車が現場に到着するまでの時間も少しずつ延びており、平均して約10分かかっている状況です。万が一、目の前で突然意識を失ったり、呼吸がおかしくなったりした人が現れた場合、救急車が到着するまでの行動で、その人の命を左右します。
5月12日、市役所で消防局職員によるAEDの救命講習を受けました。AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんして血液を送り出せなくなった状態(心室細動)に対して電気ショックを与え、そのけいれんを一度リセットして正常なリズムに戻すための医療機器です。そして、救急車が到着するまでの間、重要なのが胸骨圧迫(心臓マッサージ)で脳に血液を送り続けることです。AEDで心臓を正常なリズムに戻し、胸骨圧迫で血流を循環させて脳に届かせ、救急隊が到着するまで、可能であれば他の人と交代しながら、胸骨圧迫とAEDの操作を続けることが重要です。
総務省消防庁の統計によると、心臓が原因で倒れた人を目撃した際、何もしない場合1ヶ月後の生存率は約7〜8%ですが、心肺蘇生などの応急手当が行われると約15%、さらにAEDの使用で約50%以上に高まると報告されています。直近1年間でAEDの利用は全国でおよそ1400件、そのうち約760人が1ヶ月後も生存し、約630人が社会復帰したとされていますつまり、意識や反応がない人を見かけたら、ただちに胸骨圧迫を始め、AEDの使用が救命率を大きく高めます。
最近のAEDは音声ガイダンスが備わっており、操作がわかりやすくなっています。いざという時のために、設置場所の確認や救命講習の受講が推奨されます。AEDは市内公共施設やコンビニ、学校の屋外などに設置されており船橋市AEDマップで確認することができます。船橋市消防局では定期的に救命講習も開催しています。 詳しくは左記のQRコードをご覧ください。