衆議院選挙の投開票が10月31日に行われました。投票率は55.93%(船橋市は4区52.69%、13区49.88%)で戦後3番目に低い水準となったことから、国民における政治に対しての不満、不信、無関心であるということをしっかりと受け止めなければならない結果となりました。
今回の選挙で感じたことは、単に投票率を向上させるために「選挙にいきましょう」というような投票行動を促すだけでなく、投票したくなるような透明性のある嘘偽りのない説明責任を果たす政治というのが求められているのだと感じました。
衆議院が10月14日に解散され、19日告示、31日投開票、解散からわずか17日間、戦後最短の衆議院選挙となりました。コロナ禍の選挙ということもあり、あらゆる面で配慮しながらの選挙戦となりました。
期間中、4区の候補者は他県へ仲間の応援遊説で地元を空けることがほとんどだったため、留守を預かる地方議員、働く仲間の連合千葉の皆様、日頃からお手伝いして下さっているボランティア、学生の皆様とともに一丸となって活動をしました。
日課としている駅の朝立ちから夕立ち(駅頭)を行い、早朝、候補者とともに、普段会わないドライバーの方々に向けて、交差点に立ちながら手を振ってご挨拶しました。(辻立ち)。日中は街宣車に乗ってカラス(ウグイス嬢の男性版)を行い、第一声、最終最後では、船橋駅、津田沼駅で街頭演説を行いました。そのほか、ホームページ、SNSでも活動内容を投稿しながら支持を呼びかけるなどの活動を行いました。
今回の選挙で感じたことはリアルな有権者の声でした。コロナ対策をはじめ、経済対策、子育て支援など叱咤激励をいただく場面が多くありました。そして、テレビや新聞等では立憲民主党が議席増とされていましたが、結果は議席減となりました。これは、実際の有権者の声と、データや調査をもとにした報道が異なっていたことがわかります。つまり、有権者の声が反映されていないことがわかりました。これは国政のみならず市政においても言えることと思います。
11月16日から12月21日まで36日間、船橋市議会が開会されます。 私自身も、美辞麗句を並べるだけでなく、どのように考え具体的に何をするのか、常に本音で正直に、地に足をつけた議員活動をして参ります。