先週、家内が乗っていた自転車が盗まれました。
マンションの踊り場に停めていたのですが、たまたま鍵をかけ忘れてしまい、そのまま持ち去られてしまったようです。マンションの管理会社に状況を説明し、防犯カメラの映像を確認してもらうよう依頼したところ、個人情報の兼ね合いから、警察しか確認できないとのことでした。そこで、警察に相談し、自転車防犯登録の確認を行ったところ、有効期限が切れていたため、所有者であることを証明できませんでした。また、車体番号もわからなかったため、所有者であることを証明できず、為すすべがありませんでした。
数日後、三咲駅前の有料駐輪場で自転車を見つけました。どうやら、朝早くに自転車で三咲駅まで行き、駅前の駐輪場に駐輪して、そのまま放置されていたようです。7日間以上駐輪していたようで、料金は1400円にもなっていました。泣く泣く、料金を支払い、自転車は無事に我が家に戻ってきました。
千葉県で自転車の防犯登録を行った場合、有効期限は10年です。有効期限が切れた場合は、再登録が必要です。防犯登録は自動的に解除されるため、注意が必要です。
さて、船橋市内で自転車通学が唯一許可されている小中学校があります。アンデルセン公園沿いの豊富小学校、そして豊富中学校です。学区が広域ということもあり、自転車通学も選択ができるようです。豊富中学校の生徒数は87名ですが、そのうち32名が自転車通学、およそ3人に一人が自転車通学をしています。
自転車通学は主に、学校長の判断で許可をしているようで、豊富中の場合は、通学距離が概ね1.5キロメートル以上であれば自転車通学が可能とのことでした。北部地域は、通学距離が2キロメートルを優に超える通学区域があります。例えば、大穴北6丁目方面から大穴中学校、高野台や咲が丘から八木が谷中学校、そして中でも遠いのが、三咲方面から御滝中学校までは約2.5キロメートルもあり、公共バスを利用して登校している様子もよく見かけます。
法令で、徒歩や自転車による通学距離は、小学校で4キロメートル以内、中学校で6キロメートル以内という基準が目安とされている一方で、現在の法令上では、適正基準は距離で示されています。通学と心身の負担に関する調査を統計学的に分析すると、時間で定めていくことの方が適当ではないかとも言われています。
【文部科学省】小・中学校の適正配置に関するこれまでの主な意見等
現在、学校ごとに自転車通学の規定や許可をしていますが、自転車通学を希望できることが十分に周知されていません。また、学校ごとの明確な方針があればよいのですが、教育委員会としても、希望者が自転車通学できるように、学校側が適切な判断を下せるように、自転車通学に関するガイドラインを定めてはどうでしょうか。