先日、近所の回転寿司に行きました。久しぶりに行きましたが、幼少の頃は高価でなかなか食べられなかったお寿司も、豊富な種類の上に110円から食べられる嬉しさに、改めて企業努力に感銘を受けました。
そんな大手外食チェーンをはじめ、誰もが馴染みのある駄菓子などのお菓子のほか、小麦などの食品やトイレットペーパーなどの日用品など、国際情勢や円安の影響を受けて原材料や輸送費などが高騰し、これまでにない値上げラッシュが続いています。踏ん張ってきた企業努力は既に限界点に達し、あらゆる商品の値上げによって家計が逼迫し、買い控えによって景気がさらに冷え込む恐れがあります。

さて、新型コロナウイルスの新規感染者数ですが、ピークよりも減少したとはいえ、今もなお感染拡大が続き、連日報道されており、船橋市においてもここ数日1日あたり100人台で推移しています。感染力が強いとされるオミクロン株等の変異株への置き換わりの傾向が見られることから、ワクチンを接種した人も接種していない人も、引き続き、感染対策が求められています。

そして国より新型コロナワクチンの4回目接種の実施概要が示されました。これを受けて市は、60歳以上の方および4回目接種を希望する基礎疾患を有する方、重症化リスクが高いとされている方で、3回目接種から5カ月が経過する18歳以上の方全員に、4回目の接種券を順次発送する予定です。また、予約については、接種券到着後より随受付開始となります。 発送時期は、昨年接種された方は5月下旬移行、今年1月に接種された方は、6月中旬移行に発送される予定です。

そして3回目のワクチン接種の状況ですが、国の接種率約55%(13日現在)に対して船橋市は57%(16日現在)とやや高めとなっています。ワクチン接種は感染拡大を防ぐ予防策の一つでありますが、決して強制ではなく、あくまで自らの意思によるものです。また、医学的な事由により接種を受けられない方もいらっしゃることから、接種を受けていない方に対して強制したり、差別的な扱いをすることのないように心からお願いします。

感染症などあらゆる社会情勢が変化する中、経済面や精神面など生活に大きく影響を与えている今、生活実態に合わせた支援や制度が必要であると思います。23日からは議会も始まります。常に市民目線から外れることなく、引き続き提言をして参ります。