新型コロナウイルス第3波が到来し、感染が再び急速に広がっています。北海道をはじめ、東京都、そして全国的にも感染者数が再び増加する中、本市においても増加傾向にあります。16日現在、これまで船橋市保健所で患者発生届を受理した陽性件数の累計は818例となっています。引き続き、マスク・手洗い・うがいなど、感染防止対策をお願いいたします。

さて、今年最後となる船橋市議会第4定例会が16日に開会し、市長から議案35議案、諮問2件が提出されました。会期は1221日までの36日間で、今定例会においても従来の感染対策の他、演台には飛沫防止にアクリル板を設けるなど、さらなる徹底した感染対策をした上での開催となります。

そして、市民の方から議会に提出された陳情の中で、北総線鉄道駅名「小室」の駅名変更に関する陳情が提出されました。船橋市小室町は北総線で唯一船橋市にある駅で、市内で最も北に位置する地域です。白井市と印西市が隣接する中で、誰もが船橋市の小室と認識できるよう、そして北千葉道路(国道464号線)のインターチェンジ名などの将来を見据え、北総線の駅名を「小室」から「船橋小室」の名称にしてほしいという内容です。本件については慎重に審査をした上で判断したいと思います。私は1127日の4番目(午後)に一般質問を行う予定です。傍聴もできますが、新型コロナウイルスの感染が拡大中ですのでインターネット配信でご覧頂けると幸いです。

私が前回の一般質問で取り上げました「シトラスリボン」ですが、その後、船橋市で積極的に賛同することとなりました。船橋市ホームページ・広報ふなばしへの掲載のほか、公民館や図書館、児童ホームにポスター掲示、市職員の名札にシトラスリボンのロゴと活動に賛同している旨を記載、船橋駅前のデジタルサイネージ、本庁舎エレベーターホールのモニターへの表示、令和3年開催の成人式に参加する新成人に向けて啓発チラシを配布、さらには12月中旬に市内の小中学校の児童生徒にもリボンが配布されます。同時にリボンの作り方が掲載された啓発チラシも配布されます。感染者や医療機関関係者などに対する偏見や差別をなくし、誰もが笑顔で暮らせる社会を取り戻すために、シトラスリボン普及活動の取り組みが船橋市でも始まったことに大変嬉しく思います。

先日14日には、千葉県内で過去最多の88人の感染が判明しました。本市においても、クラスターが発生するなど、未だ予断を許さない逼迫した状況です。こうして誰もが新型コロナウイルス感染症に感染するリスクがあるなか、たとえ感染したとしても、互いに支え合い、そして励まし合える、市民が安心して暮らせる社会の実現のために、おもいやりの輪を広げて参ります。