タイトルの言葉は、アメリカの哲学者エマーソンの名言です。風邪などの病気や怪我などをした際に、改めて気づく健康のありがたさ、まさに健康が財産であることを言っています。

先週、ぎっくり腰になりました。ここ最近、腰痛を繰り返していたので腰に負担がかからないように注意していたのですが、悪い姿勢の状態で一定時間過ごしていたら突然の激痛が襲い掛かりました。起き上がり、立ち上がる時の痛みのほか、些細な動作をするのも困難で、一週間ほど日常生活に支障をきたしました。また、身支度など不自由な状態の中で、家族をはじめ、多くの方々から親切にしていただきました。心の底から本当にありがたかったです。痛みと人の優しさが身に染みて、改めて助け合いの大切さを痛感しました。

さて、緩やかな減少が続いていた新型コロナが、再び猛威を奮っています。第7波の急拡大により各地で感染者が過去最多を更新し、船橋市においても新規感染者数が1000人を超えるなど厳しい状況が続いています。子供たちは夏休みに入り、これからお盆休み等も控える中で、船橋市では今秋に延期予定されていた市民まつり、花火大会は中止となりました。運動公園プールについては、昨年、一昨年と中止でしたが、今年は7月18日〜9月4日の期間で営業します。人数制限のため、あらかじめ事前予約が必要となりますので、詳しくは船橋市運動公園ホームページをご確認ください。

そして、依然厳しい状況が続くコロナ禍ですが、引き続き船橋市ではあらゆる支援を行っています。生活に直結する経済的支援では、「子育て世帯生活支援特別給付金」や、住民税非課税世帯とコロナの影響で収入が減少した同等の方に対する「臨時特別給付金」のほか、国民健康保険加入者、後期高齢者医療制度加入者の方で、新型コロナに感染もしくは疑いのある方への「傷病手当金」の支給、令和4年度の「国民年金保険料免除・納付猶予」などの支援があります。詳しくは船橋市ホームページをご覧ください。

コロナ感染者が急拡大傾向にあるなか、感染被害のほか、様々な事情で仕事や生活で困っている方が助けを求めています。自助から共助、公助へ。もう自助や自己責任という言葉は不要です。私たちは既に限界に達しています。求められているのは助け合いです。心身ともに「健康は第一の富である」のように誰もが健康の富を得られるリアルな社会づくりが求められています。