夏の暑さも和らぎ秋めいた季節になりました。時の流れは早いもので今年も残すところあと4ヶ月を切りました。

さて、市議会において令和4年第3回定例会が8月29日から10月4日までの37日間にわたって開催されます。今議会では、コロナ禍における物価高騰対策として各種事業が提案されています。

10月以降に大幅な物価高騰が予想されることから生活支援として市は、物価高騰対策生活応援事業として、日常生活における食糧支援としてお米券の配布が補正予算として計上されています。お米券は1世帯あたり10枚(1枚440円分)を11月中の送付を予定しており、対象世帯は、住民税非課税世帯、令和4年度均等割のみ課税世帯、子育て世帯、29歳以下の単身世帯となり、15万5千世帯分等の補正予算が計上されています。その他、多子世帯の経済的負担を軽減するために、第3子以降の学校給食費の無償化を実施する準備を行うための学校給食管理システムの改修費も補正予算で計上されているなど、生活支援に係る支援事業が多く提案されています。

そして私の一般質問は9月8日に登壇する予定です。主な内容は「不登校特例校について」の他に「スマホの使い方について」を取り上げる予定です。所有率は約9割とほとんどの方が所有しているスマホですが、高齢者の方など誰もが取り残されないよう、デジタル化の恩恵が受けられる環境を整えなければなりません。

日常生活ではもちろん、オンライン申請やマイナポータルなどによって、自宅から24時間オンラインで手続きすることも可能となりました。スマホ等の端末を活用した行政サービスの提供が進んでいる一方で、高齢者の方などを中心に操作方法、手続きの方法がわからないなど、オンラインによる行政手続きの利用が浸透していないのも現状です。

これまで私は、広がる情報格差の是正について取り上げてきました。誰もが平等に受けられる行政サービスが、デジタル化を進めることによって、オンライン手続きに不慣れな方は取り残されてしまう恐れがあります。市は現在、スマホ操作の質問に答えるスマホコンシェルジュや、スマホの使い方を教える公民館スマホ・タブレット講座を行っていますが、基本操作の他に、船橋市などが提供している行政オンラインサービスや行政アプリを利用できるよう実際の操作方法を交えた使い方講座も必要です。本件については、マイナポイントの登録方法を例に挙げて、取り上げる予定です。