燃える闘魂、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが10月1日、心不全で逝去されました。心より深くご冥福をお祈りいたします。プロレス界の礎を築き、そして政界においても独自の外交によってイラクの日本人の人質解放、日朝関係の改善にも尽力されました。世代を超えて元気を与えてくださった猪木さん。何よりも大のプロレスファンでした私にとって、とても偉大なプロレスラーでした。どうぞ安らかにお眠りください。
同じく10月1日、「財布落としても定期落とすな。」と言われるほど運賃が日本一高い北総線が初めて値下げされました。初乗りは210円から190円に、そして通学定期は平均64・7%に大幅値下げとなりました。通勤定期は会社から支給されることがほとんどですが、通学定期は丸々家計から支出されるので大きな負担となっていました。北総線は都心までの移動がスムーズであるのと成田空港にも直結し、羽田空港まで繋がっているのが強みです。今後は電車の本数の増加も期待したいと思います。
北総線の運賃値下げを実施いたします(2022年10月1日実施予定)
さて、船橋市議会は10月4日、物価高騰の影響による支援策を主軸とした議案等がすべて可決されました。主な内容は、物価高騰対策生活応援事業として、日常生活における食糧支援としてお米券の配布。お米券は1世帯あたり10枚(1枚440円分)を11月中の送付を予定。対象世帯は、住民税非課税世帯、令和4年度均等割のみ課税世帯、子育て世帯、29歳以下の単身世帯となります。そして、住民税非課税世帯等に対して新たに1世帯5万円の支給のほか、多子世帯の経済的負担を軽減するために、第3子以降の学校給食費の無償化を実施する準備を行うための学校給食管理システムの改修費などです。
今月からさらに光熱費や、食料品やビールなどが値上げされました。2人以上の世帯では今年1年間で、前年より11・7万円の負担増になるそうです。所得や世帯に限らず、どのご家庭も家計には重い負担になります。対象世帯に限定せず、支援を必要としているすべての方に支給要件の緩和が必要です。また、物価高騰対策と同時に賃金の値上げも求められています。
先日、最低賃金が引き上げられましたが、最低賃金法に基づいて国が賃金の最低額を定めたものです。最低額には上限がありますが最高額には上限はありません。働く方々がしっかりと対価を得る賃上げと同時に、消費に回せる手取りのお金、つまり、可処分所得をいかに増やすかが最重要課題であると思います。