開会中の第3定例会の中で9日、一般質問を行いました。その中で、「新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行の備え」について質疑しました。
未だ収束しない新型コロナウイルスですが、冬にかけて、インフルエンザとの同時流行が懸念されています。熱や咳、倦怠感を感じるなどの初期症状も似ているとされていることから症状のある方への対応や医療機関の混乱など不安の声も広がっています。
例えば、子どもが発熱した場合、通常であればインフルエンザの疑いとしてかかりつけ医で受診してもらうところ、コロナ禍においては、発熱したとしても、かかりつけ医に行くことを躊躇される方もいると思います。また、どこに連絡をしてどのように対応すればいいのかといった声も寄せられています。そこで、同時流行が懸念されている中、発熱など体調不良を感じた場合はどこに連絡し、どのように対応すればいいのか伺いました。
【市の答弁】
『これからインフルエンザの流行を迎えるにあたり、市としても、新型コロナウイルスとの両方に対して、市民の皆様や医療機関が混乱することなく対応していかなければならないと認識している。現在も発熱や呼吸器症状など、新型コロナ疑いがある場合は、保健所の相談センターに連絡をいただいているので、この体制を強化していきたい。また、医師会とも流行に向けて話し合いを始めている。また、国においても、次のインフルエンザ流行に備えた基本的な体制整備の方向性として、発熱等の症状を生じた患者が、かかりつけ医等の身近な医療機関にまず電話で相談を行い、必要に応じて検査を受けることができる体制を地域の実情に応じて多くの医療機関で整備することが示されている。引き続き、船橋市医師会と十分に協議を行い、対応できる体制を整えてまいりたいと考えている。』との答弁でした。
これに対して市には、現在、船橋医師会と協議中の体制整備について、まずは方向性が分かり次第、市民の皆さまへの案内にはフローチャートなどわかりやすいビジュアルで示していただければ、よりいっそう安心して対応ができる事や、早めの周知をするようお願いしました