新年、明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年は新型コロナウイルス感染症による未曾有の事態に陥った一年となりました。感染拡大によって罹患された皆さまと、感染拡大により生活に影響を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、医療関係者をはじめ社会活動を支えてくださっている皆さまには心から深く敬意を表します。

また、新型コロナウイルスのワクチン接種が英国などで開始されました。日本にも供給が予定されていることから、ワクチンの早期普及と、一人でも多くの方が、安全な接種を受けられるように、一日も早く事態が終息し、今年こそ平穏な日常生活を取り戻せるよう心より願っております。

さて、国は「新しい生活様式」の実践例として、マスク、手洗いなどの一人ひとりの基本対策のほか、三密回避などの日常生活を営む上での基本的生活様式、日常生活の各場面別の生活様式、そしてテレワークなどの働き方の新しいスタイルを公表しています。

また、消毒などの基本対策のほか、三密を避けるためのオンライン化が推奨されています。買い物においては通販や電子決済の利用、食事においてはデリバリーの利用、娯楽・スポーツ等では予約制の利用、筋トレやヨガ等の運動は自宅で動画の利用等、ここで共通するのが「オンライン化」です。今後はさらにオンライン診療の更なる普及拡大が期待されています。このように三密を避けるためには、オンラインの活用は避けられません。

私はこれまでも、情報格差の解消について市に対応を求めて参りました。現在のコロナ禍において、どのようにして環境を整えていくのか、そして端末の使い方などを含めてオンラインサービスの利用促進など、それらの具体策が課題であると思っています。感染拡大防止策としてオンライン化が進められている以上、生じる情報格差は、感染予防の格差にも繋がります。

私の今年一番の取り組みとして、新型コロナウイルス感染症対策で変化している「新しい生活様式」に誰もが安心して社会変化に順応できる環境づくりに努めていきたいと考えています。

今年も一年間、どうぞご指導のほど、宜しくお願いいたします。