千葉県知事選挙が3月21日に投開票が行われ、140万票を超える得票で、前千葉市長の熊谷俊人氏が当選しました。これまでの実績と、今後における新しい千葉県のリーダーとして大いに期待したいと思います。ご支援いただきました皆様には心より感謝申し上げます

さて、緊急事態宣言が3月21日に解除されました。年明けより新型コロナウイルス感染症の感染者数が激増し、感染を封じ込めるために2度目となる緊急事態宣言が発令され、さらには2週間の再延長となりました。約3ヶ月間の長い自粛生活の中で、不安やストレスを抱えながらのご苦労は並大抵のものではなかったと思います。そして、感染者の治療に専念している医療従事者の方々には深く敬意を表し、心より感謝申し上げます。

船橋市は現在も、一日あたりの感染者数が20人前後で推移している状況です。また、ワクチン接種については順次、高齢者の方から接種券が発送されています。変異株、あるいはリバウンドが懸念される中、宣言解除であっても引き続き、感染拡大の防止に警戒感が必要です。

船橋市議会では、令和3年第1回定例会が3月24日、一般会計予算2121億7000万円を含む55議案が可決され閉会しました。提出された主な議案は、いじめ問題対策のため調査委員会の設置、犬・猫の多頭飼育の届出制、路上喫煙などに対して直ちに過料を科すことと同時にJR船橋駅北口前における喫煙場所の設置、ワクチン接種の通知書等作成(3月1日より高齢者に接種券の発送を開始)と臨時予防接種、避難所備蓄品の充実、生活保護申請者の決定までの資金貸付等となります。詳しくは船橋市議会HPをご覧ください。

3月に入り卒業シーズンを迎えております。本市でも市内公立学校で卒業式が行われ、私も娘の卒業式に参列しました。地域によっては感染症防止対策として、卒業証書授与は代表者のみ実施するなど、例年にはない簡略化した卒業式にならざるを得ない学校がある一方、参列した八木が谷北小では、生徒一人一人の名前を読み上げて授与式を敢行していただくなど、規模を縮小しながらの心温まる素晴らしい卒業式となりました。子どもたちのコロナ禍における学校生活は、臨時休校、夏休みの短縮、給食は無言で食べ、マスク着用での体育祭、そして日帰りの修学旅行など、様々な我慢を強いられ、本当に大変な一年間であったと思います。

桜が咲き始め、気候も心地よく感じられる季節となりました。大勢での花見や宴会など、楽しみとされていた行事等が中止または控えるようになりました。これまで当たり前だった日常がどれだけ素晴らしかったことか改めて考えさせられます。新しい生活スタイルが求められる中、子どもたちをはじめ、私たち大人も環境の変化に慣れない日々を過ごしています。コロナ収束のためにも、安全で有効なワクチンが早く市民の皆様に行き渡り、一日も早く平和な日常生活に戻れるよう、引き続き取り組んで参ります。