最近、市民の方からマイナポイント第2弾についての問い合わせが多く寄せられます。
マイナポイントはマイナンバーカードの普及を目的とした事業で、カードを新規取得するとキャッシュレス決済サービスが利用できるポイントが付与されます。6月から開始された第2弾では、新規申し込み(5000円分)に加えて、健康保険証の紐付け(7500円分)、公金受取口座の紐付け(7500円分)で、最大20000円分のポイントを受け取ることができます。

すでにカードをお持ちの方は、口座と保険証の紐付けで15000円分のポイントが受け取れるのと、そのまま申し込みが処理されるとポイントが付与される仕組みです。主な手順は、手元にマイナンバーカードを用意して、スマホから「マイナポイント」アプリを開いて申し込み→キャッシュレス決済サービスを選択→申し込み手続きとなります。操作は非常に簡単で5分程度で申し込みができます。

そして市は現在、市内の施設等において、マイナンバーカードの出張申請サポートを実施しています。大型スーパーや公民館等で、申請書の記入や顔写真撮影のサポートを行っています。私も3年前に小室公民館の出張サポートでカードを作りましたが、職員の方がとても親切で、スムーズにわずか15分ほどで申請手続きを終えました。出張申請サポートは日程が決まっており、近くの会場では、小室公民館(9月2日・29日)、三咲公民館(9月27日)、北部公民館(9月30日)で予定されています。ご利用の際は事前予約が必要となります。(予約・問い合わせコールセンター 0570-039-555)詳細についてはマイナンバーカード出張申請受付をご覧ください。

総務省は15日、「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等に関する検討会」第2次とりまとめの公表で、これまでマイナポータルへのログイン時には毎回スマホにカードをかざす必要がありましたが、将来的にスマホの生体認証を使ってログインできる仕様にするとのことです。すなわち、カードを持ち運ぶ必要がなく、いつでもログインすることができるようになるようです。毎回、スマホにカードをかざすのが面倒だったのでようやくといった感じであるのと、今後はスマホひとつであらゆるサービスが可能になるとのことですが、心配される情報漏洩等のセキュリティはもちろん、そして忘れてはならないのがスマホを紛失した際のリスク対策についても大きな課題であると私は思います。

マイナンバーの取得はあくまでも任意であり強制するものではありません。賛否両論ありますが、本人確認をはじめ、市役所に出向かなくても手続きができるなどのメリットなどの使い勝手と、情報セキュリティ対策の両立が求められています。