千葉豪雨により被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
船橋市では15時40分にレベル3大雨警報、17時17分にレベル3土砂災害警報、そして19時30分にはレベル5大雨特別警報が発表されました。気象庁の観測では3時間降水量123ミリを記録し、8月としての観測史上最大となりました。
船橋市内の被害状況(17日9時現在)は、道路冠水143件、浸水22件(床上9件、床下13件)が確認されています。また、避難された方は289名(帰宅困難者214名、避難所等への避難75名)、けがをされた方は2名(マンホールの蓋など)です。
警報解除後、地域を回りました。二和向台の商店街入口付近では冠水が見られ、小室町の国道464号は冠水のため通行止めとなっていました。県民の森前から国道16号に至る道路には立ち往生した車が多く停められており、激しい渋滞が発生し、警察官が交通整理にあたっていました。北部地域では、住宅街よりも幹線道路の冠水が目立った印象です。
また、冠水によって道路に取り残された車両については、千葉県が管理する道路で215台が確認され、うち132台が移動されました(15日現在・千葉県発表)。一方、17日現在の報道によると、県内全体では2800台を超える車両が路上に取り残されたとみられています。こうした車両は、緊急車両の通行を確保するため、災害対策基本法に基づき、必要な場合には道路管理者(県道なら県)が移動できる仕組みがあります。
被害に遭われた場合、各種支援を受ける際に、罹災証明書や被災(届出)証明書が必要となる場合があります。オンラインでも申請できます。見舞金、災害ごみの処理手数料の減免、市営住宅の一時使用、税金や保険料の減免など、個人・事業者への支援制度があります。被害状況や被害の程度によって異なりますので、詳しくは、危機管理課(047 436 2032)にお問い合わせください。周りにお困りの方がいましたら、お声かけいただけると幸いです。(※詳細は裏面のQRコードから)
今回の豪雨を受け、道路冠水や排水能力、危険箇所・アンダーパスへの対策、豪雨時の自動車移動、帰宅困難者への対応について、十分な検証が必要です。
船橋市では現在、1時間最大約50ミリを想定して、重点地区の雨水整備を計画的に進めており、令和15年度の完了を目指しています。しかし、すべての浸水リスクをすぐに解消できるものではありません。そこで、少しでも被害を減らすために、雨水浸透ますや貯留タンクの設置(市の補助制度あり)や、平時からの側溝の清掃など、身近な対策も重要です。こうした目の前の浸水対策を進めると同時に、地球温暖化の進行を少しでも抑える取り組みも、真剣に考えていかなければなりません。