季節柄、市民の方から労働問題に関するご相談をいただきます。職場での暴言によるパワハラや人間関係のトラブル、賃金の不払い、勤務管理のずさんさなど、内容はさまざまですが、その際は、無料で相談できる公的機関をご案内しています。
最近は、退職代行サービスの利用が当たり前になりつつあります。退職者の20人に1人が利用しているとも言われており、なかには4月1日入社で、午前中のみ働いて会社に合わないと感じた社員が昼休みに弁護士へ退職代行を依頼。弁護士が昼休み中に書類を作成し、午後一に会社へ通達、午後には退社という事例もあるようです。
退職代行については、自分で辞めると言うべきなど賛否はありますが、時代の流れなのかなと感じています。私の時代にはそのようなサービスはなかったため、退職を切り出す際、上司にどう切り出せばいいかと恐る恐る考えを巡らせたものです。高圧的な上司が、退職を告げたとたん、まるで別人のように穏やかになるなど、よくある話ですが、ある意味、今の時代が少しうらやましいです。
こうしたパワハラがある一方で、最近は「ホワハラ」という言葉もあるようです。ホワイトハラスメントの略で、上司が部下に気を遣い、残業を禁止したり重要な業務を任せなかったりすることで、成長の機会を奪ってしまうとされるハラスメントです。気遣いや配慮が、逆に不快になるとは驚きです。パワハラはもちろんあってはなりませんが、ホワハラまでとなると、コミュニケーションの難しさがますます感じます。相手のためを思って伝えたとしても、受け手が不快に感じればハラスメントになってしまう時代。伝えることの難しさに、不器用な私にとって深く考えさせられます。
もし、退職を決断される前に、職場でおかしいなと感じた場合には、日付や内容、そして、具体的な状況を細かく記録しておくことをお勧めします。会社や各相談機関での相談の際、事実の記録は非常に有効な材料になります。また、船橋市では労働相談以外にも、働きたいけど働けない、住まいやお金に困っている、家族や家のことを相談したいけど、どこに相談すればよいかわからないなど、あらゆる内容を限定せずに相談することができます。お困りな場合は、左記にご相談ください。
連合「なんでも労働相談ダイヤル」(0120-154-052 )
解雇・賃金・パワハラなど幅広く対応。秘密厳守・相談無料、携帯・スマホからも利用できます。
船橋市「保健と福祉の総合相談窓口 さーくる」(047-495-7111)
仕事やお金のことなど、生活上の困りごとを整理し、解決策や支援計画を一緒に考えます。