12月に入り、寒さが一段と厳しくなっています。また、12月22日には、1年の中で最も昼の時間が短く、夜の時間が最も長い日となる冬至を迎えます。
さて、今年もあとわずかとなり、これから忘年会シーズンを迎えることと思います。
先日、厚生労働省が発表した「飲酒に関するガイドライン」が話題となりました。一日当たりの純アルコール量が男性40グラム以上、女性20グラム以上とし、それ以上は生活習慣病のリスクが高まるようです。しかし、なぜ忘年会シーズンを迎えるこの時期に発表したのかが不思議でした。酒は百薬の長やら、何がともあれ、ほどほどにということでしょうか。
今議会において11月30日、一般質問を行いました。
最初に「自転車通学について」です。
豊富小中学校以外の市内小中学校は原則徒歩通学です。しかし、通学距離が長い、あるいは家庭の事情による学区変更に伴い、徒歩以外の手段として公共バスを利用するなど、健康上や経済的な理由で自転車通学を希望する児童生徒がいます。そこで、個別の事情により、配慮を必要としている児童生徒に対して十分な周知が必要ではないかと質しました。
答弁では、特別な事情により自転車通学が必要な児童生徒には、教育委員会から校長会議等において、児童生徒や保護者に対し丁寧な相談体制が図られるよう周知していくとのことでした。
通学距離や学区外への通学、健康上、経済的な理由など、大きな負担となっている児童生徒が自転車通学を希望しやすい環境を整えるためには、学校や教育委員会による周知が重要です。今後の状況を注視したいと思います。
続いて、「身を守る護身術について」です。
船橋市では、強盗や強制性交等の凶悪犯罪、窃盗犯、知能犯罪の件数が増加しています。このため、市民が犯罪に巻き込まれるリスクが高まっています。この背景を踏まえて、高者や女性に護身術を学ぶことの重要性が高まっています。そこで、市主催の講座やイベントで警察や防犯協会と協力して護身術の講座を開催など、高齢者や女性の安全促進に役立つとし、護身術を学ぶ機会を提供するのはどうかと提言しました。
答弁では、高齢者向けは、犯罪に巻き込まれた時に被害を少なくするための行動などを、防犯講話の中で取り入れることは可能であると考えているとし、女性向けには、自分でできる対策や防犯術を学ぶ講座を企画していきたいとのことでした。
犯罪被害を防ぐためには、自らが防犯意識を高めることが重要です。市は、高齢者向けには、被害を少なくするための行動などを防犯講話の中で取り入れてもらい、女性向けには自分でできる防犯対策や護身術を学ぶ講座を積極的に企画していくべきです。