令和2年第4定例会の一般質問で11月27日、「ふなばしМОREベジ協力店」の具体的な事業内容とその目的について質疑しました。
本事業は野菜摂取量の増加を推進するもので、野菜を多く提供している飲食店、野菜を販売しているお店を協力店として、オリジナルステッカーを配布し、市のホームページやイベントなどで周知しながら市民に利用を促す事業で、近年問題視されている生活習慣病予防の取り組みの一つとして、日々の食生活に野菜を多く取り入れることで偏った食習慣の改善にもつながります。
一方、市が同様に健康づくりを応援する「ふなばし健康ポイント」事業(健康に関する行動、ウォーキング・教室参加などに対してポイントが獲得でき、ポイントに応じて景品が当たる)もあります。その中で食の応援店としてポイント付与対象となる飲食店を紹介していますが、こちらは「健康ちば協力店」として、県の事業で健康づくりへの取り組みを応援している店舗が登録されています。
このように、市の事業で同じ目的で登録されている店舗であれば、「ふなばしМОREベジ協力店」も同様に、健康ポイント付与対象店舗にするべきではと質疑しました。
【市の答弁】
本事業は、市民の野菜摂取量を増やし、健康的な食事ができる食の環境づくりをし、生活習慣改善を含め、健康増進の一助とすることを目的としている。市ではこれまで、市民の野菜摂取量を増やし、健康増進の一助として千葉県が取り組む「健康ちば協力店推進事業」に参加し、事業を進めてきた。こうした中、野菜の摂取は飲食店に限ったことではなく、八百屋、直売所、など、食に係る多くの方に枠組みを広げることが、より野菜の摂取の増加につながることから、本市独自の事業として名前「ふなばしМОREベジ協力店」と改めて事業展開することとした。
事業内容としては、外食や総菜、弁当を購入して食べる中(なか)食で、野菜たっぷりメニューが食べられるなど、市民の野菜摂取量増加につながる取り組みを行う飲食店等を登録し紹介する。さらに、八百屋や野菜直売所も登録の対象とし、野菜をもっと購入してもらうことで、家庭での野菜摂取量の増加につながることも期待できると考えている。
また、野菜摂取の増加につながる取組だけではなく、客の要望に応じて薄味対応や主食の量を少なくするなどの店舗ごとの取組も推奨していく。これらのことが、健康増進の一助になるものと考えられ、議員ご指摘の「ふなばし健康ポイント」食の応援店の目的にもつながることから、「ふなばし健康ポイント」の所管部である健康・高齢部と協議をし、対象事業となるようにしたいと考えている。
「ふなばしМОREベジ協力店」について、将来的に「ふなばし健康ポイント」付与対象店舗として検討中とのことでした。本事業については、公式ホームページも開設されていますので、ぜひPCやスマホで検索してご覧くださいませ。